[東京 26日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比86円13銭高の1万9241円87銭となり、6日ぶりに反発した。前日大幅安の反動で買い戻しが入り、上げ幅は一時300円を超えた。ただ上昇一服後は戻り売りに押され伸び悩んだ。プラス圏は維持したが、この日の安値で午前の取引を終えた。
騰落率は日経平均が前日比0.45%高、TOPIXが同0.88%高となった。東証1部の前場の売買代金は9687億円と薄商いだった。セクター別では精密機器や空運、繊維が上昇率上位にランクイン。ゴム製品や保険、食料品、鉱業の4業種が値下がりした。キヤノン<7751.T>、JT<2914.T>、ブリヂストン<5108.T>など12月期決算銘柄には配当権利落ちの影響が出ている。
投資家の不安心理を示すとされる日経平均ボラティリティー指数<.JNIV>は30ポイントを上回る水準で高止まりした。上海株や米株価指数先物が下げに転じると、日本株は上げ幅を縮小した。市場では「過度に売り込まれた余韻がまだ残っている。変動の大きさや極端に一方通行的な動きが収まっていくかが目先のポイント」(証券ジャパンの調査情報部次長、野坂晃一氏)との声が聞かれた。
東証1部の騰落数は、値上がり1870銘柄に対し、値下がりが230銘柄、変わらずが22銘柄だった。