[東京 21日 ロイター] - カルロス・ゴーン前会長の再逮捕とグレゴリー・ケリー前代表取締役の保釈の可能性を踏まえ、日産自動車<7201.T>の西川廣人社長兼最高経営責任者(CEO)は21日正午前、社内のネットを通じて全社員に向けたビデオメッセージを出した。

ロイターが入手した全文によると、西川社長は、メッセージの中で「起訴にまで至った事案があること、経営者による大きく企業倫理を逸脱した行為が、様々に行われていたこと、また、それを許してしまった当社のガバナンス(企業統治)を猛省する」と語り、「会社として、抜本的な対応の必要性を強く認識し、強い意志をもって進めること以外、選択肢はあり得ません」と訴えた。

ゴーン前会長らの不正行為に関する社内調査の結果については「従業員の皆さんに具体的にお伝(え)できない状態が続き、大変申し訳なく思っています」と話し、「今後、お話しできる段階になり次第、必ず皆さんと情報共有できるようにしたい」とした。

現在、起訴されている事案は「司法のプロセスに沿って粛々と対処」するとし、「これが私たちの義務であると考えている」と説明。起訴事案を含め、「今後明らかになる事実、さらなる社内調査の結果として確認される事実、これらが皆さんに明らかになれば、会社として取るべき道はこれしかなかったと、ご理解いただけることになると思います」と社員に理解を求めた。

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