[ワシントン 19日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)はこの日の連邦公開市場委員会(FOMC)で超過準備に適用する付利金利(IOER)を0.20%ポイント引き上げて2.40%とした。調整は今年6月以来。フェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標レンジは予想通り0.25%ポイント引き上げ、2.25ー2.50%とした。

IOERはFF金利の実質的な上限となるが、FRBがバランスシート縮小に動く中、実効FF金利はじりじりと上昇。誘導目標のレンジ上限を突破するのではと一部FRB当局者が懸念を示していた。

超過準備額はFRBの資産より急速に減っていることから、FF金利上昇圧力の背後に資金需給ひっ迫があり、今後も金利が上昇を続ければFRBはバランスシートの圧縮停止を余儀なくされるとの見方もある。実際に圧縮が止まれば、金融政策は本来目指していたものよりも緩和的にとどまってしまう恐れがある。[nL3N1X902Q]

これについて、ニューヨーク連銀の市場調節責任者サイモン・ポッター氏は10月、実効FF金利がIOERを超えたとしても、それは超過準備の不足を意味しないと主張。それがどんな水準になっても、バランスシートをどれだけ縮小するかに関する将来の決定には無関係だと明言した。

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