[ベルリン 10日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が発表した10月の貿易収支は黒字幅が縮小した。輸入が輸出を上回るペースで拡大した。米国と中国・欧州連合(EU)の貿易摩擦で輸出が伸び悩んだ。

輸出は季節調整済みで前月比0.7%増、輸入は1.3%増だった。

貿易黒字は173億ユーロ(196億8000万ドル)。前月の貿易黒字は177億ユーロだった。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は、輸出が0.5%増、輸入が0.4%増だった。

デカバンクのエコノミスト、アンドレアス・ショエル氏は「今年はドイツの輸出業者にとって、失われた年となった」と指摘。「来年もドイツの対外貿易にはあまり期待しないほうがよい。力強い内需に期待がかかる」と述べた。

エコノミストの間では、ドイツは景気後退ではなく景気鈍化に見舞われるとの見方が多い。ドイツの経済成長は9年目に突入しており、低金利・賃金上昇・力強い労働市場を背景に消費への依存度が高まっている。

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