[ロンドン 7日 ロイター] - 世界の投資家は3日からの週を通じて、株式と債券のファンドからそれぞれ52億ドルと81億ドルを引き揚げた。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BAML)がEPFRのデータを引用して7日明らかにした。

米国債の一部で長短利回り差の逆転(逆イールド)が発生し、景気後退懸念が浮上した上に、米中両国の貿易摩擦激化に対する不安も広がったためだ。

BAMLのストラテジストチームは「市場は景気後退を織り込み始めているが、政策担当者はまだ景気後退を想定していない」と指摘した。

株式ファンドに対しては、上場投資信託(ETF)に53億ドルが流入したものの、ミューチュアルファンドから105億ドルが流出した。新興国株には8週連続で資金が流入し、直近の流入額は27億ドルだった。

このためリスク選好度の目安となる「ブル・ベア指標」は前週の2.4から2.7に上昇し、極端な弱気シグナルは発せられていないという。

債券ファンドを見ると、過去8週間で投資適格社債と高利回り債、新興国債から490億ドルが流出した半面、政府債には約150億ドルが流れ込んだ。

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