[8日 ロイター] - 米娯楽大手ウォルト・ディズニー<DIS.N>の第4・四半期(7─9月)決算は利益と売上高が予想を上回った。映画「アントマン&ワスプ」のヒットのほか、夏季に傘下のテーマパークへの来場者が増えたことが追い風となった。
決算発表を受けディズニーの株価は時間外取引で1.7%高の118ドルとなっている。
ディズニー帰属の純利益は23億2000万ドル(1株当たり1.55ドル)と、前年同期の17億5000万ドル(同1.13ドル)から33%増加。一時項目を除く1株利益は1.48ドルと、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の1.34ドルを上回った。前年同期の1株利益は1.07ドルだった。
総売上高は143億1000万ドルと、127億8000万ドルから12%増加。アナリスト予想の137億3000万ドルを上回った。
部門別の売上高は、スタジオ部門が50%増の21億5000万ドルと、アナリスト予想平均の18億ドルを上回った。テーマパーク・リゾート部門は8.6%増の50億7000万ドルだった。
営業利益はテーマパーク部門が11%増の8億2900万ドル。スタジオ部門は5億9600万ドルと倍以上に増加した。
メディア・ネットワークス部門の営業利益は4%増の15億ドル。ABCの番組の売り上げの伸びなどが寄与した。
スポーツ専門チャンネル「ESPN」の契約者は、デジタルプラットフォームを通じた視聴への移行を背景に、減少が続いた。
こうしたシフトに対応するため、ディズニーは今年、テレビで視聴できないスポーツ中継やドキュメンタリー番組を楽しめるインターネットストリーミングサービス「ESPNプラス」を開始した。
2019年終盤には映画やテレビ番組を視聴できる家族向け娯楽サービス「ディズニープラス」も始める。
インベスティング・ドット・コムのシニアアナリスト、ハリス・アンワー氏は、ディズニープラスがネットフリックス<NFLX.O>やアマゾン・ドット・コム<AMZN.O>に対抗できれば、ディズニーの株価を押し上げる可能性があると指摘した。
*内容を追加します。