[イスタンブール 9日 ロイター] - トルコ政府は9日、中央銀行の総裁任期を5年間とした規定を撤廃する決定などを行った。同日就任したエルドアン大統領の新体制の下で、中銀の独立性に懸念が深まっている。

政府は官報で、中銀総裁が内閣により指名され、5年の任期後に再任も可能と定めた規定を削除した。

元中銀当局者は、5年の総裁任期は政治家からの独立性を保つ一種の「盾」だったと述べ、規定改正に危機感を示した。

今後の任期や再任プロセスは明らかにされていないが、エルドアン大統領の側近は、新たな改正案は近く公表するとし、総裁はなお5年の任期で指名されるとの考えを示した。

決定を受け、トルコリラ<TRYTOM=D3>は1ドル=4.74リラ超に急落した。前週末の終値は4.5745リラだった。

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