トランプ米大統領は30日、NBCニュースの電話インタビューで、ロシアのプーチン大統領に腹を立てていると述べ、ウクライナ戦争終結に向けた自身の取り組みをロシアが妨害していると感じれば、ロシア産原油の買い手に25─50%の関税を課すと警告した。

トランプ氏は、プーチン氏が先週、ウクライナのゼレンスキー大統領の指導力の信頼性を批判したことに非常に怒っていると語った。

 

早期停戦を目指すトランプ氏は「ロシアと私がウクライナでの流血を止めるための合意に達することができず、それがロシアの責任だと考えた場合、ロシアから輸出される全ての石油に二次関税を課す」と主張。

「ロシアから石油を購入すれば米国でビジネスができなくなる。全ての石油に25─50%の関税を課す」と述べた。

新たな貿易措置は1カ月以内に実施できるとした。

ロシアは現時点で反応していない。

トランプ氏は、プーチン氏と週内に会談する予定だと語った。

ホワイトハウスは電話会談がいつ行われるかや、トランプ氏がゼレンスキー氏とも会談するかどうかについて現時点でコメントしていない。

プーチン氏は28日、紛争解決を目指して選挙の実施と重要協定の署名を可能にするため、ウクライナを暫定統治下に置く案を示した。

トランプ氏は自身が怒っていることをプーチン氏は知っていると述べた。その上で、「プーチン大統領とは非常に良好な関係」にあり、「彼が正しいことをすれば、怒りはすぐに消える」と語った。



[ロイター]
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