最新記事
アメリカ

【随時更新】トランプ2.0(2月6日の動き)

2025年2月7日(金)12時40分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
トランプ

Newsweek Japan

<2024年アメリカ合衆国大統領選挙で共和党のドナルド・トランプが当選、4年ぶりの返り咲きを決めた。新政権の顔ぶれや政策、関係各国の対応など、第2次トランプ政権をめぐる動きを随時更新する>

トランプ「ガザ占領」案、保守系FOXニュース司会者も非難

2月4日にイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と会談した後、トランプ大統領はガザ地区のパレスチナ人を近隣諸国に移住させ、ガザはアメリカが占領すると語った。ガザを統治してきたイスラム勢力ハマスが2023年10月7日にイスラエルを奇襲して以来、壊滅的な戦争が続いきたことから、米国主導で復興すると提案した。

......米保守系FOXニュースの司会者ジェラルド・リベラはX(旧ツイッター)への投稿で、すでにそこに住んでいる人々に対する 「完全な常識の欠如 」を指摘し、「彼らにどこへ行けというのか?」と疑問を投げかけ、トランプの計画を長文で非難した。

「ガザ地区の将来についてのトランプ大統領の考察は劇的で、大胆で、歴史的なものだ。常識が欠如している点、そしてすでにそこに住んでいるパレスチナ人の人権を認識すらしていない点で、息をのむようなものでもある」

「彼らにどこへ行けというのだろう? 無国籍で、仕事もなく、悲嘆に暮れ、飢えて不満と怒りに満ちた150万人、武装民兵も混じった難民を受け入れる国がどこにあるのか」

続きを読む


【随時更新】トランプ2.0
▶▶▶日々アップデートされるトランプ政権のニュース&独自分析・解説はこちらから


【速報】連邦政府内の反キリスト教的偏見を根絶、専任チーム発足へ

トランプ米大統領は6日、ホワイトハウスに宗教の自由に関する新たな組織を設置するとともに、ボンディ司法長官に対して連邦政府内の反キリスト教的偏見を根絶するための専任チームを指揮するよう命じると明らかにした。

......トランプ氏は専任チームの使命について「連邦政府内、特に全くひどい司法省や内国歳入庁、連邦捜査局(FBI)などを含めてあらゆる反キリスト教的な攻撃や差別を直ちにやめさせる」と強調した。

トランプ米大統領は5日、国際的な非難を巻き起こしているパレスチナ自治区ガザを「中東のリビエラ」に変える構想について、「誰もが気に入っている」と自賛した。トランプ氏は4日、荒廃したガザからパレスチナ人を他の地域に移住させた上で米国が管理し、「中東のリビエラ」に変える構想を提案。アラブ諸国を含む国際社会では反発が広がっている。

続きを読む


連邦政府職員は「ディープステート」なのか、どんな人間たちなのか

......怠惰で無能なくせに、隠然たる力でトランプのような「選ばれた指導者」の邪魔立てをする、それが陰謀論者の言う「ディープステート」で、トランプが再び大統領に返り咲いた今、連邦政府職員は完全に一般国民と敵対し、粛清すべき存在となった。

メンタルヘルスを専門に扱う米退役軍人省のある職員は、「現政権の狙いは裏目に出た。私も同僚も怒りで奮い立っており、最後まで辞職はしないと決意を固めている。この理不尽に立ち向かい、退役軍人のためにいい仕事を続けていきたい」。

トランプの支持者たちは、連邦職員は高給だと指摘する。米社会保障局によれば、アメリカの平均給与額は6万6622ドル。これに対して本誌が2024年に分析したところでは、多くの連邦機関の平均給与額は10万ドルを超えている。

続きを読む


【コラム】関税引き上げは「間接的に」日本株の脅威になる――村上尚己

2月7日に首脳会談を行う予定の石破茂首相が、トランプ大統領とどう向き合うかは不明である。実際には、日本の輸出品が関税のターゲットになることよりも(自動車に対しては関税が発動されるだろう)、日本への経済的なダメージは、中国経済の停滞を通じて現れるだろう。

本来、日本の経済規模であれば、自国で適切な対応を繰り出すことで、米国の政策の影響は最小限に抑制することができる。しかし、石破政権は消費刺激につながる減税政策に対して依然後ろ向きで、「地方創生」という名の下で増税を伴う権益者への分配政策を重視しているようだ。

続きを読む


【USAID】トランプ=マスクが援助を凍結した国々のリベンジは必至、中国と

アメリカは、世界最大の突出した人道支援の提供国だ。USAIDは100カ国以上に対し、総額で数百億ドル単位の人道支援、開発援助、安全保障援助を行なっている。だがUSAIDは、連邦政府の「ムダ」削減を看板政策にするトランプ政権の最初の餌食になろうとしている。

......民主党のクリス・マーフィー上院議員は2日にXに投稿を行い、次のように書いた。

「この決定はすぐに壊滅的な結果をもたらす。アメリカの援助に依存している栄養不良の乳児たちは命を落とすことになる。テロ対策の各種プログラムが停止し、われわれの最も危険な敵対勢力はますます強くなるだろう。アメリカを脅かす感染症がその威力を保ったまま、これまで以上に迅速にアメリカに到達するだろう。そして中国がその空白を埋めることになる」

続きを読む


グラフィック「トランプ第1期政権からの世界情勢の推移」

【随時更新】トランプ2.0
▶▶▶日々アップデートされるトランプ政権のニュース&独自分析・解説はこちらから

ニューズウィーク日本版 AI兵士の新しい戦争
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年1月13号(1月6日発売)は「AI兵士の新しい戦争」特集。ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


インタビュー
「アニメである必要があった...」映画『この世界の片隅に』片渕監督が語る「あえて説明しない」信念
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米国務長官、デンマークと来週会談 グリーンランド巡

ビジネス

米製造業新規受注、10月は前月比1.3%減 民間航

ワールド

米ホリデーシーズンのオンライン支出、過去最高の25

ワールド

米、ベネズエラ原油取引・収入の管理必要 影響力確保
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    「グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじゃいる」──トランプの介入口実にデンマーク反発
  • 4
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 5
    日本も他人事じゃない? デジタル先進国デンマークが…
  • 6
    マドゥロ拘束作戦で暗躍した偵察機「RQ-170」...米空…
  • 7
    公開されたエプスタイン疑惑の写真に「元大統領」が…
  • 8
    トイレの外に「覗き魔」がいる...娘の訴えに家を飛び…
  • 9
    トランプがベネズエラで大幅に書き換えた「モンロー…
  • 10
    衛星画像で見る「消し炭」の軍事施設...ベネズエラで…
  • 1
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチン、その先は袋小路か
  • 2
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙」は抑止かそれとも無能?
  • 4
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 5
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 8
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 9
    アメリカ、中国に台湾圧力停止を求める
  • 10
    感じのいい人が「寒いですね」にチョイ足ししている…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 8
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中