「脳みそがあるトランプ」ことデサンティスは、トランプと何が違うのか?
トランプは、メキシコとの国境の壁の建設など、強硬な移民政策の予算を確保するのと引き換えに、幼少期に親と一緒に不法入国した約180万人に市民権取得への道を開く案を打ち出したことがあったのだ。
「(救済策に)反対することは、アメリカ第一主義に沿った行動だと私は考えていたが」と、デサンティスは述べている。「(トランプは)それを無理やり押し通そうとした」
外交政策
大統領時代のトランプは国際問題への介入に消極的な姿勢を取る一方、ロシアのプーチン大統領やブラジルのボルソナロ前大統領などの強権主義的な指導者と親しくした一方、イランや中国などには厳しい姿勢で臨んだ。
いま注目されているのは、トランプが大統領に復帰した場合、ウクライナ問題にどう臨むのかという点だ。
トランプは、ロシア側がウクライナに対してウクライナが支配する地域の放棄を要求している状況での和平合意を支持。米政府がウクライナの勝利のために「白紙小切手」を切り続けることに反対している。
海軍出身のデサンティスは、アメリカの地政学的な課題を理解している可能性が高い。最近も同盟国を訪問したり、中国に対して厳しい発言をしたりしている。
しかし、共和党支持者の間で国際問題への関与を嫌う傾向が強いことを踏まえて、外交問題に関しては慎重な態度を取っている。
空飛ぶ車
トランプは、連邦政府所有地に最大10カ所の未来的な「自由都市」を建設し、空飛ぶ車を飛ばすという提案をしている。
一方、デサンティスの出馬表明に同席した電気自動車大手テスラのCEOイーロン・マスクは17年、空飛ぶ車が未来の交通手段として定着するとは思えないと語っている。
このテーマに関するデサンティスの立場は、今のところ明らかになっていない。
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2026年4月14号(4月7日発売)は「トランプの大誤算」特集。国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない
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