「違法薬物を使っているに違いない...」ワグネル戦闘員の異常、ウクライナ軍兵士が語る

Wagner Troops in Bakhmut are 'Definitely' on Drugs, Ukraine Fighter Says

2023年3月8日(水)17時50分
アナ・スキナー

米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)のマーク・カンシアン上級顧問は、ワグネル・グループはウクライナにおいて地歩を固めるためなら、犠牲者を出すことも厭わない、と本誌に語った。

「ロシア軍は全体として、NATO諸国の軍に比べて死傷者を出すことへの抵抗が低い。だがワグネルは刑務所にいる囚人を採用しているため、他のロシア軍部隊なら攻撃をやめるところでも、進んで攻撃を続ける」と、カンシンアンは言う。「ウクライナ軍の防衛は比較的成功しているとはいえ、ワグネルの兵士たちの執拗さは、大きな負担になっている」

3月4日、プリゴジンはロシアが勝利に近づき、バフムートは包囲されたと主張した。だがその数日後には、必死で弾薬の供給を嘆願する羽目に陥った。

戦争の戦略専門家たちは、ウクライナが数週間、バフムートの前線から戦術的に撤退すると予想していた。しかし、プリゴジンは最近、同地域でウクライナ軍の兵士の増員が続いていると報告した。この冬の間、戦いは膠着状態になっていたため、ロシアが今回バフムートを占領すれば、数カ月ぶりにどちらかの側が確実に地歩を築いた、ということになる。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

xAI、編集機能に制限 無許可の性的画像生成への批

ワールド

イラン、領空閉鎖を解除 一時閉鎖で航路変更相次ぐ

ビジネス

経済・物価見通し実現すれば、引き続き政策金利引き上

ワールド

焦点:「力の行使」ためらわぬトランプ氏、戦後秩序は
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広がる波紋、その「衝撃の価格」とは?
  • 3
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救った...実際の写真を公開、「親の直感を信じて」
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試…
  • 6
    飛行機内で「マナー最悪」の乗客を撮影...SNS投稿が…
  • 7
    鉛筆やフォークを持てない、1人でトイレにも行けない…
  • 8
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 9
    年始早々軍事介入を行ったトランプ...強硬な外交で支…
  • 10
    宇宙に満ちる謎の物質、ダークマター...その正体のカ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 5
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 6
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 7
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 10
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 7
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中