<外にいた飼い猫、視線の先には...>

コネチカット州在住の女性シャノン・デイヴィスは月曜に帰宅すると、家の中に獣がいるのを発見した。CBS系列の地方局WFSBの取材に応じた彼女は、クマがキッチンを物色していたと述べている。

ヨセミテ国立公園のブラックベアー(アメリカクロクマ)の保護団体「キープ・ベアーズ・ワイルド」によれば、人間の食べ物をあさることを覚えたクマは「フード・コンディションド (food-conditioned)」と呼ばれる。人間に対する自然な恐怖心を失い、ヒトに慣れてしまうのだ。悲しいことに、この類のクマは公共の安全を脅かす重大なリスクになるため安楽死させられることが多い。

デイヴィスの家に侵入したクマもこれに該当する個体だった可能性がある。

番組内で彼女は「家に着いたときには何も異変に気付かなかった」と語った。しかし、飼い猫が外に出て窓の方を凝視しているのを見つけたときに「何かおかしい」と悟ったという。

クマは窓から侵入してキッチンを荒らし、寝室の窓から出て行ったとデイヴィスは説明している。幸いにも家屋に大きな被害はなかった。

クマが住居に侵入する事件は過去にもたびたび発生している。

昨年11月には、カリフォルニア州の住宅でも、キッチンに置いていたケンタッキーのバケツ型容器に入ったフライドチキンを食い荒らすクマが発見された。住民のジョン・ホールデンはABC7の取材に対し、何度かクマに遭遇したことはあるが家に入ってきたのは初めてだったという。

【動画】KFCを貪るクマ