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ロシア炭鉱事故、死者52人に メタンガス爆発か

2021年11月26日(金)08時50分
ロシア・シベリアの炭鉱事故現場

ロシア・シベリアで炭鉱事故が発生し、少なくとも11人の死亡が確認された。なお35人が地下に取り残されているが、爆発の危険があるため救出作業が中断されている。写真は同日、救出活動が続けられるケメロボ州の現場(2021年 ロイター/Alexander Patrin)

ロシア・シベリアの炭鉱で25日発生したガス漏れ事故による死者は、少なくとも52人に達した。現地メディアが報じた。うち6人は地下に取り残された人の救出作業に当たったレスキュー隊員だという。

タス通信によると、事故が発生したのはモスクワの東方約3500キロに位置するケメロボ州のリストバシュナヤ鉱山。当局によると、換気シャフトにガスが充満し、作業員が窒息したとみられる。国営テレビは、検察当局がメタンガスが爆発したとの見方を示していると報じた。

また当局は、同鉱山の責任者ら3人を安全規則違反の疑いで逮捕したと発表した。

当局によると、事故当時、坑内には約285人がいたが、少なくとも239人が地上に脱出した。このほか数十人が病院で治療を受けており、4人が危険な状態にある。



[ロイター]


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