最新記事

2020米大統領選

アメリカ大統領選挙、勝敗決する激戦州の情勢や集計方法まとめ

2020年10月28日(水)18時53分

ペンシルベニア州

選挙人:20人

投票締め切り:米東部時間午後8時

大統領選に関する世論調査での支持率:民主党がリード

その他の重要な選挙:1区と10区の下院議員選が接戦

票の集計:理由なしでの不在者投票を認めている。選挙当日午前7時から票の集計が可能。同州の最高裁は9月17日、郵便投票について、消印が11月3日までであれば、3日以降の3日間に到着分を有効とする判断を下した。

テキサス州

選挙人:38人

投票締め切り:米東部時間午後8時(西部の2郡は1時間後)

大統領選に関する世論調査での支持率:共和党がリード

その他の重要な選挙:上院議員選が接戦

票の集計:郵便投票には65歳以上、病気や障害があるなどといった制限が設けられている。投票所での期日前投票は全有権者に認められている。郵便投票の事前処理や集計の時期は人口に応じて郡で異なる。人口10万人超の郡では、同州の投票所での期日前投票最終日である10月30日の投票締め切り後に集計が可能になる。

11月3日までの消印があり、その翌日午後5時までに受理された票が有効となる。軍関係者や海外在住者については、11月9日の業務時間終了時点まで期限が延長された。

ウィスコンシン州

選挙人:10人

投票締め切り:米東部時間午後9時

大統領選に関する世論調査での支持率:民主党がリード

票の集計:理由なしでの不在者投票を認めている。選挙当日の投票締め切りまでに受理される必要があり、集計は11月3日の投票開始後に可能となる。

ミネソタ州

選挙人:10人

投票締め切り:米東部時間午後9時

大統領選に関する世論調査での支持率:民主党がリード

その他の重要な選挙:1区と7区の下院議員選と上院議員選が接戦

票の集計:理由なしでの不在者投票を認めている。票の受理から5日以内に処理作業を行う必要がある。票の開票や登録は10月20日から可能だが、選挙当日の投票締め切り後まで集計できない。

郵便投票は11月3日までの消印があり、同月10日までに到着分が有効。

アリゾナ州

選挙人:11人

投票締め切り:米東部時間午後9時

大統領選に関する世論調査での支持率:民主党がリード

その他の重要な選挙:上院議員選が接戦

票の集計:理由なしでの不在者投票を認めている。選挙当日の投票締め切りまでに受理される必要がある。11月3日の14日前から票のスキャンと集計が可能となるが、当日の投票締め切り後まで結果は公表されない。

ネバダ州

選挙人:6人

投票締め切り:米東部時間午後10時

大統領選に関する世論調査での支持率:民主党がリード

票の集計:理由なしでの不在者投票を認めている。受理した時点での処理作業が可能。11月3日の14日前に票のスキャンと登録を開始するが、選挙当日の夜まで結果は公表されない。

郵便投票は11月3日までの消印があり、3日以降の7日以内に到着分が有効。

アイオワ州

選挙人:6人

投票締め切り:米東部時間午後10時

大統領選に関する世論調査での支持率:五分五分

その他の重要な選挙:上院議員選が接戦

票の集計:理由なしでの不在者投票を認めている。選挙当日の投票締め切りまでに受理される必要がある。11月2日までの消印がある場合は次の月曜日正午までの到着分が集計に含まれる。選挙日直前の土曜日に開票作業を開始することが可能で、11月2日には票のスキャンと集計が可能になる。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・キリスト教福音派で始まった造反がトランプの命取りに
・巨大クルーズ船の密室で横行する性暴力


ニューズウィーク日本版 英語で学ぶ国際ニュース超入門
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年5月6日/13日号(4月30日発売)は「英語で学ぶ 国際ニュース超入門」特集。トランプ2.0/関税大戦争/ウクライナ和平/中国・台湾有事/北朝鮮/韓国新大統領……etc.

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

OPECプラス、7月以降も増産継続へ 自主減産解除

ワールド

バチカンでトランプ氏と防空や制裁を協議、30日停戦

ワールド

豪総選挙は与党が勝利、反トランプ追い風 首相続投は

ビジネス

バークシャー第1四半期、現金保有は過去最高 山火事
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得る? JAXA宇宙研・藤本正樹所長にとことん聞いてみた
  • 2
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1位はアメリカ、2位は意外にも
  • 3
    古代の遺跡で「動物と一緒に埋葬」された人骨を発見...「ペットとの温かい絆」とは言えない事情が
  • 4
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 5
    野球ボールより大きい...中国の病院を訪れた女性、「…
  • 6
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単…
  • 7
    「2025年7月5日天体衝突説」拡散で意識に変化? JAX…
  • 8
    シャーロット王女とスペイン・レオノール王女は「どち…
  • 9
    インドとパキスタンの戦力比と核使用の危険度
  • 10
    「すごく変な臭い」「顔がある」道端で発見した「謎…
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得る? JAXA宇宙研・藤本正樹所長にとことん聞いてみた
  • 4
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
  • 5
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 6
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 7
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 8
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 9
    古代の遺跡で「動物と一緒に埋葬」された人骨を発見.…
  • 10
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 10
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中