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半年後の価格は......ビットコインの価格算定モデルが世界で話題に

2019年10月17日(木)18時05分
木村兼作(公認会計士)

さて、モデルへの信頼が増したところでいよいよストック対フローモデルを使ったビットコインの将来予想価格を見てみましょう。

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黒い線はストック対フローモデルが予測するビットコインの価格で、カラフルな点で示されているのが実際の価格です。今のところ高い精度でビットコインの価格を予想しているこのモデルによると、2020年5月の半減期の後の1ビットコインの価格は$55,000(約600万円)と算定されます。

ストック対フローモデルの意義と今後

冒頭でも述べたとおりストック対フローモデルが登場するまではビットコインの価格を評価する共通のモデルがありませんでした。

ストック対フローモデルの一番の意義はみんなが依拠できるモデルの有力な候補として浮上したことにあると思います。その意味で2020年5月のhalvingはストック対フローモデルの信頼性を問う最大の試練となり世界が注目することになります。

もし2020年5月のhalving以降もストック対フローモデルの精度が維持された場合、これは世紀の大発見とも言えるものになります。CAPMやDCFなどのモデルとともにファイナンスの歴史に刻まれることになるでしょう。これだけ世界の注目が集まると"モデルに価格がよってくる"というself fulfilling prophecy(自己達成的予言)になることも考えられます。

いずれにせよ、ファイナンスの観点からもビットコインの動向からは目が離せません。

木村兼作
公認会計士/米国公認会計士、CFA協会認定証券アナリスト。木村公認会計士事務所代表。Quantum Accounting 株式会社取締役。2006年にKPMG入社後、東京とニューヨークで勤務。2016年に独立した後は複数の暗号通貨プロジェクトに関与。週末の主な過ごし方はノードのメンテナンス。

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