最新記事

米中関係

台湾の蔡英文総統の南米訪問、米国経由させぬよう中国が米に要請

2016年12月7日(水)10時05分

12月6日、中国は台湾の蔡英文総統が来年1月にグアテマラを訪問する際、米国経由を認めないよう、米当局者に求めた。写真は台北市3月撮影(2016年 ロイター/Tyrone Siu)

中国は6日、台湾の蔡英文総統が来年1月にグアテマラを訪問する際、米国経由を認めないよう、米当局者に求めた。

中国外務省はロイターへの声明で、「一つの中国」原則は国際社会で一般的に認められていると指摘。米国が蔡総統の同国滞在を認めず、台湾の「独立派」に誤ったメッセージを送らないことを望む、とした。

米国務省のトナー報道官は5日、蔡総統が米国経由で中米を訪問した場合、米当局者と面会するかどうかについて情報を得ていないと述べた。その上で、台湾総統が米国に立ち寄ることもあるが、それは両国の非公式の関係によるものだとした。

トランプ次期米大統領の政権移行チームのアドバイザーは、蔡総統がニューヨークを経由したとしてもトランプ氏と会談する可能性は「非常に低い」との見方を示した。

グアテマラのモラレス外相は5日、蔡総統が1月11、12日に同国を訪問すると明らかにした。台湾紙の自由時報は、蔡総統が中米のニカラグア、グアテマラ、エルサルバドルを訪問する際、ニューヨークを経由することを計画していると報じていた。

トランプ氏と蔡総統は2日に電話会談を行った。

[北京/グアテマラ市 6日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

EXCLUSIVE-トランプ政権、重要鉱物の最低価

ビジネス

サムスン、半導体不足継続へ 第4四半期営業益3倍も

ワールド

フィリピンGDP、25年伸び率は4.4% 政府目標

ワールド

トランプ氏とシューマー氏、政府閉鎖回避に向け合意に
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 3
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大胆な犯行の一部始終を捉えた「衝撃映像」が話題に
  • 4
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 5
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 6
    パキスタン戦闘機「JF17」に輸出交渉が相次ぐ? 200…
  • 7
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 8
    人民解放軍を弱体化させてでも...習近平が軍幹部を立…
  • 9
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 10
    またTACOった...トランプのグリーンランド武力併合案…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 4
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 5
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 6
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 7
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 8
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 9
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 10
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中