最新記事
モデル

米セレブ「裸体に電飾のみ」の衝撃...尻の割れ目も隠さない「どアップ写真」にネット困惑

2023年11月9日(木)18時40分
千歳香奈子
ケンダル・ジェンナー

ケンダル・ジェンナー(2022年11月、ロサンゼルス) Tinseltown-Shutterstock

<モデルのケンダル・ジェンナーとコラボした仏ファッションブランド「ジャックムス」が、サンタ帽にトップレスで寝そべる姿や、クリスマス電飾をお尻に巻いただけの際どい写真をインスタグラムに投稿して物議を醸している>

世界で最も稼ぐモデルといわれるケンダル・ジェンナーが、仏ファッションブランド「ジャックムス」のクリスマスコレクションのキャンペーンに登場し、トップレスや裸体にクリスマスライトを巻いたお尻を披露して「安っぽい」と物議を醸している。

【写真】デコトラ...? 裸体に電飾を巻いただけのケンダル・ジェンナー、尻の割れ目も堂々披露

ジャックムスはインスタグラムで、ケンダルとコラボしたキャンペーンの写真や動画を公開。サンタハット姿で白い下着だけを身に着けたケンダルがクロスした腕で胸を隠してソファに横たわる姿や、ボトムなしでスキーブーツとスキー板を履いた太ももを露わにする写真など、露出度の高いセクシーショットのオンパレードで話題を集めている。その中でも特に注目を集めたのは、下半身を露わにした後ろ姿のクローズアップだ。

スエードとフェイクファー素材のブラトップ以外何も身に着けていないケンダルの下半身には、クリスマスライトが巻き付けられ、お尻の割れ目も披露している。ライトと肌の間には小さな氷があり、腰からヒップにかけて水滴で濡れている官能的な写真だが、「悪趣味」「女性軽視。クリエーターは恥を知れ!」「男性目線で残念」と、あまりの露出度の高さが波紋を呼んでいる。

「冬のホリデーがこれほどホットだったことはない」とセクシーボディを称賛する声もあるが、「今、社会が必要としているものではない」「彼女の恋人と私たちに差はない。みんな、彼女の裸を見られるのだから」「お尻写真は不要」とコメント欄は酷評で溢れ、モデル交代を求める声まで出ている。

「大衆ブランドに転落」との批判も

他の写真にも「彼女は塩もスパイスも使っていない食事のようにつまらない」「才能あるモデルは他にたくさんいる」「高級ブランドから大衆ブランドに転落」とのコメントが寄せられ、モデルとしての魅力や器量のなさでブランドの品位を貶めたとの批判に晒されている。

真っ赤なロングコートを纏ってカーペットの階段セットをスキーで滑り降りるスタントにも挑戦しているが、この投稿も「何の広告?スキーを売りたいの?コートなの?ソックス?」と不評だった。泣き面に蜂のケンダルは、自身のインスタグラムでは真っ白いふわふわの帽子を被った顔のアップ1点を公開。「イスラムにようこそ」「ヒジャブ?」とのコメントが寄せられている。

ちなみにケンダルがジャックムスのモデルを務めて炎上したのは、これが初めてではない。今夏には、ヴェルサイユ宮殿で行われたショーで着用した白い球体状のマイクロミニドレスが、「オムツみたい」「中国のスパイ気球?」と嘲笑された。

11月3日に28歳の誕生日を迎え、たくさんのケーキに囲まれた豪華なパーティの様子を披露したケンダルだが、モデルとしての前途は多難のようだ。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

ニューズウィーク日本版 教養としてのBL入門
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年12月23日号(12月16日発売)は「教養としてのBL入門」特集。実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気の歴史と背景をひもとく/日米「男同士の愛」比較/権力と戦う中華BL/まずは入門10作品

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


ヘルスケア
腸内環境の解析技術「PMAS」で、「健康寿命の延伸」につなげる...日韓タッグで健康づくりに革命を
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

インド、保険業で100%外資出資可能に 議会が法案

ビジネス

日米、対米投資巡り協議開始 案件形成へ緊密な連携確

ワールド

ポーランドが対人地雷生産へ、冷戦後初 対ロ防衛強化

ビジネス

アマゾンなど3社の株主、米移民政策の影響開示を要請
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    空中でバラバラに...ロシア軍の大型輸送機「An-22」…
  • 5
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 6
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 7
    【銘柄】「日の丸造船」復権へ...国策で関連銘柄が軒…
  • 8
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 9
    9歳の娘が「一晩で別人に」...母娘が送った「地獄の…
  • 10
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 4
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 5
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 6
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 7
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 8
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 9
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 10
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中