- 私的映画論
森達也
映画監督、作家。明治大学特任教授。主な作品にオウム真理教信者のドキュメンタリー映画『A』や『FAKE』『i−新聞記者ドキュメント−』がある。著書も『A3』『死刑』など多数。
自閉症の妹を売って生きる... 文句なしの問題作『岬の兄妹』が見せる今の邦画に足りないもの
「圧倒的なリアルはびくともしない」ご都合主義も吹き飛ばす骨太な映画『やまぶき』
ホームレス女性殺害事件がモチーフの『夜明けまでバス停で』 直近の現実を映画で描く葛藤
失踪した夫を待つ2人の女 映画『千夜、一夜』に見る理不尽と不条理
人間の内なる闇と光をホラー映画『来る』に見る
絶対的な悪人も差別者もいない 21年経っても色あせない映画『GO』の若々しさとメッセージ
あきれるほど殴る蹴る ちぐはぐで奇天烈、でも刺激的な映画『けんかえれじい』
映画『憂鬱之島』に込められた香港の怒りと悲しみ
狂気を描く映画『清作の妻』は日本版『タクシードライバー』
年老いた母を撮って内省、『スープとイデオロギー』で監督ヤン ヨンヒが願うのは
映画『橋のない川』で描かれるこの国の部落差別は過去形になっていない
ドキュメンタリー映画『教育と愛国』が記録した政治の露骨な教育介入
日常を「体験」する映画『わたし達はおとな』に釘付けになる理由
反体制を美化せず 全共闘世代が発見した映画『真田風雲録』の価値
『突入せよ!「あさま山荘」事件』を見て激怒、若松孝二が作った加害側の物語『実録・連合赤軍』
クズは人の基本型? 姑息で卑小な人間を『競輪上人行状記』は否定しない
和田アキ子主演、低予算でご都合主義なのに『裸足のブルージン』はなぜ面白かったのか?
36年ぶりに『台風クラブ』を観て、変化した自分と映画の本質を思い知る
制作期間は7年超、アニメ映画『音楽』は全てがシンプルだからこそ斬新で衝撃的
映画『泥の河』に隠されたテーマ 巨大な鯉は死と再生のメタファー...だけではない
「抗議があったから中止する」あいトリを筆頭に相次ぐこのパターンは深刻な危機だ
松元ヒロが被写体の映画『テレビで会えない芸人』に感じたTVマンの歯ぎしり