- 私的映画論
森達也
映画監督、作家。明治大学特任教授。主な作品にオウム真理教信者のドキュメンタリー映画『A』や『FAKE』『i−新聞記者ドキュメント−』がある。著書も『A3』『死刑』など多数。
うまく社会復帰できない元受刑者...映画『過去負う者』は問う、なぜ社会は過ちに不寛容か
誰もが泣く...通好みでない映画『とんび』を瀬々敬久監督はあえて作った
極北の映画『J005311』は絶対にスクリーンで見るべきだ
「保守王国」の権力腐敗を映し出す、映画『裸のムラ』と馳知事の場外乱闘
カジノ誘致を阻止した保守の重鎮と主権在民 映画『ハマのドン』に見るこの国の行方
社会批評も風刺もないけれど、映画『アフタースクール』を甘くみたらダマされる
老人自ら死を選択する映画『PLAN 75』で考えたこと
黒澤明の傑作映画『生きる』のテーマは「生」でなく「組織と個」
選挙に新たな視点を与える映画『センキョナンデス』の2つの見どころ
殺人者の逃避行でも、映画『悪人』に本当の悪人は1人もいない
180分あれば... ずっしりと重い映画『怒り』は心理描写が物足りない
『砂の器』のラストで涙の堰が一気に切れ、映画にしかできないことを思い知る
映画『天上の花』に見る昭和の詩人・三好達治 愛と暴力のフォルムは、滅びゆく大日本帝国の写し絵
自閉症の妹を売って生きる... 文句なしの問題作『岬の兄妹』が見せる今の邦画に足りないもの
「圧倒的なリアルはびくともしない」ご都合主義も吹き飛ばす骨太な映画『やまぶき』
ホームレス女性殺害事件がモチーフの『夜明けまでバス停で』 直近の現実を映画で描く葛藤
失踪した夫を待つ2人の女 映画『千夜、一夜』に見る理不尽と不条理
人間の内なる闇と光をホラー映画『来る』に見る
絶対的な悪人も差別者もいない 21年経っても色あせない映画『GO』の若々しさとメッセージ
あきれるほど殴る蹴る ちぐはぐで奇天烈、でも刺激的な映画『けんかえれじい』
映画『憂鬱之島』に込められた香港の怒りと悲しみ
狂気を描く映画『清作の妻』は日本版『タクシードライバー』