ベトナム政府、トランプ氏一族企業絡む15億ドルの投資計画承認

ベトナム政府は、トランプ米大統領の一族が運営するトランプ・オーガニゼーションとパートナー企業による15億ドル規模のゴルフコース・ホテル・不動産プロジェクト投資計画を承認した。ベトナム国営紙「トゥオイチェー」が16日に報じた。写真はファム・ミン・チン首相。ハノイのノイバイ国際空港で4月代表撮影(2025年 ロイター)
[ハノイ 16日 ロイター] - ベトナム政府は、トランプ米大統領の一族が運営するトランプ・オーガニゼーションとパートナー企業による15億ドル規模のゴルフコース・ホテル・不動産プロジェクト投資計画を承認した。ベトナム国営紙「トゥオイチェー」が16日に報じた。
同紙はチャン・ホン・ハー副首相が署名した文書を基に、この投資は今四半期に開始され、2029年第2・四半期まで実行される予定だとしている。
ベトナム側パートナー企業である不動産デベロッパーのキンバック・シティーは、昨年10月に同プロジェクトを発表していた。
トランプ・オーガニゼーションとベトナム政府からは今のところコメントを得られていない。
今回の承認はベトナムと米国の貿易交渉のさなかに行われた。