ニュース速報
ワールド

拡大BRICSが外相会合、貿易保護主義に懸念表明 米は名指しせず

2025年04月30日(水)05時26分

ロシアや中国、インドなどの有力新興国で構成する「BRICS」は29日、ブラジルのリオデジャネイロで外相会合を開いた。共同声明の採択には至らなかったものの、議長国ブラジルは貿易保護主義に対抗する議長声明を発表した。4月29日、ブラジルのリオデジャネイロで開かれた「BRICS」外相会合(2025年 ロイター/ Mauro Pimentel/Pool via REUTERS)

Lisandra Paraguassu

[リオデジャネイロ 29日 ロイター] - ロシアや中国、インドなどの有力新興国で構成する「BRICS」は29日、ブラジルのリオデジャネイロで外相会合を開いた。共同声明の採択には至らなかったものの、議長国ブラジルは貿易保護主義に対抗する議長声明を発表した。

声明は「世界経済の分断と多国間主義の弱体化の可能性に対する深刻な懸念」を表明。無差別な相互関税引き上げや非関税措置を含む、世界貿易機関(WTO)のルールに整合しない一方的な保護主義措置の台頭に深刻な懸念を表明した。

ただ、声明で米国を名指しすることはしなかった。

ブラジルのビエイラ外相は記者団に対し、声明に盛り込まれた通りBRICS外相は関税問題について合意に達したと言及。7月にリオデジャネイロで開かれるBRICS首脳会議で共同声明を採択できるよう取り組んでいると述べた。

BRICSには当初からのブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5カ国に加え、エジプト、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、エチオピア、インドネシア、イランが新たに加盟した。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏のキリスト風画像で波紋、支持層批判で削除

ビジネス

米ゴールドマン、1─3月は債券低迷 利益予想超えも

ビジネス

米中古住宅販売、3月は3.6%減 在庫不足で9カ月

ワールド

トランプ氏、イランは合意望む 米のホルムズ海峡封鎖
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:台湾有事の新シナリオ
特集:台湾有事の新シナリオ
2026年4月21日号(4/14発売)

地域紛争の「大前提」を変えた米・イラン戦争が台湾侵攻の展開に及ぼす影響をシミュレーション

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本は「イノベーションのやり方」を忘れた...ホンダ「EV撤退」が示す、日本が失った力の正体
  • 2
    「いい加減にして...」ケンダル・ジェンナーの「目のやり場に困る」姿にネット騒然
  • 3
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国防軍は崩壊寸前」
  • 4
    【銘柄】イラン情勢で「任天堂」が急落 不確実な相…
  • 5
    目のやり場に困る...元アイスホッケー女性選手の「密…
  • 6
    トランプがまた暴走?「イラン海上封鎖」の勝算
  • 7
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 8
    「違法レベル...」ゼンデイヤの「完全に透けて見える…
  • 9
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 10
    BTS再始動、3年9カ月の沈黙を経て──変わる音楽市場で…
  • 1
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 2
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 3
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 4
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 5
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 6
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 7
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国…
  • 8
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 9
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 10
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 10
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中