ニュース速報
ワールド

韓国の尹大統領、取り調べに応じず 裁判所襲撃で警備強化

2025年01月20日(月)19時09分

1月20日、 戒厳令宣布をめぐって内乱容疑で逮捕された韓国の尹錫悦大統領は高官犯罪捜査庁(高捜庁)の取り調べに応じなかった。写真は19日、尹氏の支持者の襲撃を受けたソウルの裁判所(2025年 ロイター/Yonhap)

Hyunsu Yim Jack Kim

[ソウル 20日 ロイター] - 戒厳令宣布をめぐって内乱容疑で逮捕された韓国の尹錫悦大統領は20日、高官犯罪捜査庁(高捜庁)の取り調べに応じなかった。

尹氏はこれまでも捜査への協力を拒否。弁護団は高捜庁には捜査権がないと主張している。

前日は逮捕に反発する支持者が暴徒化して裁判所を襲撃しており、 当局によると、尹氏が収容されているソウル拘置所と、尹氏の弾劾が妥当かどうかを判断する憲法裁判所では、警備が強化されている。

尹氏は弁護士を通じて発表した声明で、裁判所の襲撃は「衝撃的で残念だ」とし、国民に対し平和的に意見を表明するよう呼びかけた。また、多くの人々が「怒りと不公正」を感じていることを理解するとし、警察に対し寛容な立場を取るよう求めた。

聯合ニュースによると、裁判所での警察官との衝突後に拘束された90人のうち、警察は66人を不法侵入、公務執行妨害、警察官への暴行容疑で拘束を維持する方針。また、キム・ソクウ法務相代行は国会司法委員会で、他の容疑者についても特定を進めており、警察が法的措置を取る予定だと述べた。

崔相穆大統領代行は、裁判所庁舎での「違法な暴力」に深い遺憾の意を表明するとともに、このようなことが繰り返されないよう、法律を厳格に執行することを警察に求めた。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米・イラン和平交渉が物別れ、バンス氏「イランが米条

ビジネス

円高につながる金融政策、「一つの選択肢」=赤沢経産

ワールド

アングル:中南米系の共和党支持に動揺の兆し、民主党

ワールド

アングル:結婚式前に手っ取り早くやせたい インドで
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    健康を守るはずのサプリが癌細胞を助ける? 思いがけない副作用に研究者が警鐘
  • 2
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦によって中国が「最大の勝者」となる理由
  • 3
    中国が恐れる「経済ドミノ」
  • 4
    新しいアメリカンドリームは「国外移住」...5人に1人…
  • 5
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 6
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 7
    革命国家イラン、世襲への転落が招く「静かな崩壊」
  • 8
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 9
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国…
  • 10
    【銘柄】イラン情勢で「任天堂」が急落 不確実な相…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 4
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 5
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 6
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 7
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 8
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 9
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国…
  • 10
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中