[ニューデリー 25日 ロイター] - インド政府は、国内の食品価格上昇ペースは夏の豊作に支えられて今後数カ月で鈍化すると予想し、経済成長については「慎重ながらも楽観的」な姿勢を維持しているとの報告書を発表した。

「夏作物が豊作となり、今後数カ月で食品価格上昇が減速すると予想される」と指摘した。

統計当局が発表した10月の消費者物価指数(CPI)は、野菜価格上昇が全体を押し上げ、前年同月比で1年2カ月ぶりの高い伸びとなった。

報告書はモンスーン、十分な貯水量、公定価格である「最低支持価格(MSP)」引き上げにより、冬作物の播種と生産が促進される公算が大きいと指摘。「11月初めの動向は主要食品の価格上昇ペース緩和を示唆しているが、地政学的要因が引き続き国内のインフレとサプライチェーン(供給網)に影響する可能性はある」と分析した。

また、経済活動に関する多くの高頻度指標は、短期的に軟化傾向を示した後、10月に回復を見せていると指摘した。

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