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中国、年末年始の国内旅行前年比155%増 寒波でも好調

2024年01月02日(火)11時06分

 2日発表された公式データによると、中国の年末年始3日間の国内旅行件数は前年比155%増の1億3500万件となった。上海で2023年1月撮影(2024年 ロイター/Aly Song)

[北京 2日 ロイター] - 2日発表された公式データによると、中国の年末年始3日間の国内旅行件数は前年比155%増の1億3500万件となった。国内観光収入は797億3000万元(112億3000万ドル)に増加した。

国営メディアが報じた交通運輸省のデータによると、中国の交通網を利用した旅行件数は1億2800万件で前年比78.4%増加。2022年比では33.1%増となった。

中国共産党系紙の環球時報によると、鉄道を利用した旅行件数は前年比177.5%増、航空便利用は140.3%増だった。

各地寒波に見舞われたにもかかわらず、音楽フェスティバルやコンサートに多数足を運んだほか、家族連れの外出が増えた。

文化観光省によると、黒龍江など北部の省は冬の寒さを利用し氷や雪の観光事業を促進し、主要な観光地、地下鉄、バスの営業時間を延長した。

新華社は交通運輸省のデータとして、12月30日から1月1日までの航空便を利用した旅行件数が前年比140.3%増の519万件に達する見通しだと報じた。主要道路や船の利用はそれぞれ46.1%、72.9%増となる見通し。

ロイター
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