ニュース速報
ワールド

米司法省、バイデン大統領次男を新たに起訴 140万ドルの脱税で

2023年12月08日(金)12時56分

 12月7日、米司法省がバイデン大統領の次男、ハンター・バイデン氏(写真)を新たに起訴した、とCNNが7日、関係者の話を基に報じた。デラウェア州ウィルミントンで7月撮影(2023年 ロイター/Jonathan Ernst)

Costas Pitas Dan Whitcomb

[ロサンゼルス 7日 ロイター] - 米司法省は7日、バイデン大統領の次男、ハンター・バイデン氏を新たに140万ドルの脱税で起訴した。

カリフォルニア州中央地区の連邦地方裁判所に提出された起訴状によると、ハンター氏は3件の重罪と6件の軽罪となる税法違反に問われた。有罪になれば最高17年収監される。司法省は捜査は継続中としている。

起訴状は「被告は2016年から19年までの4年間、少なくとも140万ドルの申告連邦税を支払わないというスキームに関与した」と指摘。「納税よりもぜいたくなライフスタイルに何百万ドルも費やしていた」とも記述している。

デービッド・ワイス特別検察官の報道官、ハンター氏の弁護士からはいずれもコメントを得られていない。

起訴状によると、ハンター氏はウクライナの産業コングロマリット(複合企業)と中国のプライベートエクイティファンドの役員を務め多額の収入を得ていた。一方で、18年だけで女性への支払いに約38万3000ドル、衣類やアクセサリーに約15万1000ドルなど、180万ドル以上を支出したという。

起訴状はその上で「被告はこれらの資金を18年の納税に一切使わなかった」と指摘した。

ハンター氏は、銃購入時に薬物使用について虚偽申告したとして起訴され、10月に無罪を主張していた。現職大統領の子息の起訴は史上初めて。

ハンター氏は検察当局と司法取引でいったん合意したが、裁判所が認めなかったため、ワイス氏が起訴に踏み切った。

CNNは先月、ワイス氏がハンター氏のビジネス取引に関する捜査の一環として、複数の関係者に資料提出や、場合によっては証言を求めるためにロサンゼルスで大陪審を招集したと報じていた。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

日経平均は4日続落、利益確定継続 政策期待で内需株

ワールド

中国、内需拡大へ利子補給を延長 新たな融資優遇措置

ビジネス

再送-東京外為市場・15時=ドル158円前半で横ば

ワールド

焦点:「米国売り」再燃の観測、グリーンランド巡るト
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「耳の中に何かいる...」海で男性の耳に「まさかの生物」が侵入、恐怖映像と「意外な対処法」がSNSで話題に
  • 2
    「死ぬところだった...」旅行先で現地の子供に「超危険生物」を手渡された男性、「恐怖の動画」にSNS震撼
  • 3
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向」語る中、途方に暮れる個人旅行者たち
  • 4
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で…
  • 5
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 6
    中国、欧米の一流メディアになりすまして大規模な影…
  • 7
    【総選挙予測:自民は圧勝せず】立憲・公明連合は投…
  • 8
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世…
  • 9
    AIがついに人類に「牙をむいた」...中国系組織の「サ…
  • 10
    中国ネトウヨが「盗賊」と呼んだ大英博物館に感謝し…
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 5
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 6
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 7
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 9
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 10
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中