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モンテネグロ大統領選、元経済相が勝利へ 

2023年04月03日(月)10時38分

旧ユーゴスラビア構成国モンテネグロで2日、大統領選の決選投票が行われ、経済開発相を務めたヤコブ・ミラトビッチ氏(37)が、元首相の現職ミロ・ジュカノビッチ氏(61)に対して勝利宣言をした。写真は、勝利宣言したミラトビッチ氏(左)。2023年4月2日に同国のポドゴリツァで撮影。(2023年 ロイター/Marko Djurica)



[PODGORICA 2日 ロイター] - 旧ユーゴスラビア構成国モンテネグロで2日、大統領選の決選投票が行われ、経済開発相を務めたヤコブ・ミラトビッチ氏(37)が、元首相の現職ミロ・ジュカノビッチ氏(61)に対して勝利宣言をした。

ミラトビッチ氏は選挙戦で反腐敗や生活水準の引き上げ、欧州連合(EU)との関係強化などを訴えた。

ジュカノビッチ氏は「モンテネグロが選択したことだ。その選択を尊重してミラトビッチ氏を祝福する」と述べ、敗北を認めた。

元共産主義者のジュカノビッチ氏は、旧ユーゴスラビア崩壊が始まって以降、大統領もしくは首相としてモンテネグロを33年間支配してきた。

世論調査会社Center for Monitoring and Research (CEMI)によると、得票数はミラトビッチ氏が60.1%、ジュカノビッチ氏が39.9%。投票率は約70%だった。

選挙管理委員会は数日中に正式な結果を発表する予定。

ロイター
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