[ヌサドゥア(インドネシア) 15日 ロイター] - 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が15日、インドネシアのバリ島で開幕した。議長を務める同国のムルヤニ財務相は、ウクライナでの戦争によって食料・エネルギー価格が高騰する中、今回の会合で合意に至らなければ低所得国にとって悲惨な事態になりかねないと危機感を示した。

会議の冒頭、インドネシアは誠実な仲介役となり、商品価格の高騰、世界的なインフレ、戦争という「3つの脅威」を克服するための創造的な解決策を見いだすと述べた。

ロシアのウクライナ侵攻は、先週の外相会合を含め、最近のG20会議に影を落としている。

西側諸国の一部閣僚は、会議に出席したロシア政府関係者を非難。イエレン米財務長官はロシア財務省当局者について、戦争の「恐ろしい結果」に対する責任を共有していると指摘した。

ムルヤニ氏は、政治的な話を減らし、より実務的な決定と具体的な行動を実現するために「互いの間に橋を架ける」よう各国に呼びかけた。

関係筋によると、ロシアのマクシモフ財務次官が会議のためバリ島入りしており、シルアノフ財務相はオンラインで参加している。マクシモフ氏は会議で演説したものの、他国の出席者による退席はなかったという。

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