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インドネシア、首都空港経由の外国人観光客入国を一時禁止
2月7日、インドネシア運輸省は、新型コロナウイルスのオミクロン変異株による感染拡大に歯止めをかけるため、首都ジャカルタの空港を経由した外国人観光客の入国を一時的に禁止したと発表した。写真は3日、東京からバリの空港に到着した旅客機。ガルーダ航空提供(2022年 ロイター)
[ジャカルタ 7日 ロイター] - インドネシア運輸省は、新型コロナウイルスのオミクロン変異株による感染拡大に歯止めをかけるため、首都ジャカルタの空港を経由した外国人観光客の入国を一時的に禁止したと発表した。
同国では6日に3万6000人以上の感染者が記録され、ジャカルタの病床使用率は63%に達している。
この新しい規制は、外国人観光客や休暇で海外に旅行したインドネシア人に適用される。海外からの観光客は、バリ空港のほか、シンガポールに近いリアウ諸島のバタムとタンジュンピナンに到着することができる。
また、警察はジャカルタの繁華街で午前0時から午前4時まで外出禁止令を適用している。
インドネシア当局はこれまで、オミクロン株による感染者の急増がピークに達するのは2月下旬になるだろうと警告している。
こうした懸念にもかかわらず、リゾート地であるバリ島では3日、6人の外国人が搭乗した東京発の航空便が到着。ほとんどは外国人観光客の受け入れ態勢を確認するために搭乗した旅行代理店関係者だった。
バリ島は昨年10月に19カ国からの外国人渡航者を対象に正式に開放されたが、先週までは貨物便の運航が中心で外国人観光客は限られていた。