ニュース速報

ワールド

対ファーウェイで規制を十分活用、安保の脅威=米商務長官

2021年03月05日(金)12時42分

 レモンド米商務長官は、米国の技術・製品が中国の通信機器大手である華為技術(ファーウェイ)などに流れるのを制限するため、既にある規制手段を十分に活用すると述べた。1月撮影。(2021年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ワシントン 4日 ロイター] - レモンド米商務長官は、米国の技術・製品が中国の通信機器大手である華為技術(ファーウェイ)などに流れるのを制限するため、既にある規制手段を十分に活用すると述べた。

4日にMSNBCで放送されたインタビューの中で、「中国通信企業の行為は米国の経済や国家安全保障への脅威だ。われわれは存分に(エンティティー・リストを)活用するだろう」と語った。

エンティティー・リスト上の企業に製品供給する際、米企業は輸出前に特別なライセンスを申請しなければならない。ただ、大抵の申請は却下されるため、事実上の禁輸リストとなっている。

長官はファーウェイや同業の中興通訊(ZTE)といった企業はリストに置くべきと指摘。「それらの行いを見れば、対象となるに値する」と語った。

指名承認公聴会ではファーウェイのリスト入り継続を約束していなかった。

これを批判していたテッド・クルーズ上院議員(共和党)の広報担当者は4日、「(長官は)依然として明確なコミットメントを避けている」との認識を示した。

ファーウェイからは今のところコメントを得られていない。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

決定済みのPB目標破棄せず、来年6月に新指標を検討

ビジネス

イスラエル格付け見通し引き上げ、ガザ停戦受け=S&

ビジネス

米アマゾン、低価格ショッピングサービスをグローバル

ワールド

決定済みのPB目標破棄せず、来年6月に新指標を検討
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 2
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一撃」は、キケの一言から生まれた
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    レイ・ダリオが語る「米国経済の危険な構造」:生産…
  • 7
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 8
    「非人間的な人形」...数十回の整形手術を公表し、「…
  • 9
    「爆発の瞬間、炎の中に消えた」...UPS機墜落映像が…
  • 10
    「豊尻」施術を無資格で行っていた「お尻レディ」に1…
  • 1
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 2
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 7
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 8
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 9
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 10
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中