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東京五輪、先行き不透明だが開催に最善尽くす=河野行革担当相
1月14日、河野太郎行革担当相は、「ロイターネクスト」会合でのインタビューで、今年夏の東京五輪については行われない可能性も含め先行き不透明だとしつつ、開催に最善を尽くす考えを示した。写真は都内で2020年9月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 14日 ロイター] - 河野太郎行革担当相は14日、「ロイターネクスト」会合でのインタビューで、今年夏の東京五輪については行われない可能性も含め先行き不透明だとしつつ、開催に最善を尽くす考えを示した。
同相は「現時点では五輪に備えてわれわれは最善を尽くす必要があるが、どちらに転ぶかは分からない」と指摘。「あらゆる可能性があるが、五輪の主催国としてできることは何でもする必要がある。そのため、開催するとなれば良いオリンピック大会にすることができる」と述べた。
同時に「オリンピック委員会はプランBやプランCも検討しなければならず、生易しい状況ではない」と警鐘を鳴らした。
加藤勝信官房長官は13日、菅義偉首相がビル・ゲイツ氏との電話会談で東京五輪について「必ずやりきる」と発言したことを否定し、そのような表現はしていないと述べた。政府として公表した発言ではなく、政府としては大会に向けた準備をしっかり進めていきたいとした。
*内容を追加しました。