ニュース速報

ワールド

米中西部など複数州、1日当たりのコロナ感染者が過去最多に

2020年10月23日(金)06時13分

米中西部を中心とする複数の州で22日、1日当たりの新型コロナウイルス新規感染者数が過去最多を記録した。ニューヨーク・スタテン島の墓地で5月撮影(2020年 ロイター/JEENAH MOON)

[シカゴ 22日 ロイター] - 米中西部を中心とする複数の州で22日、1日当たりの新型コロナウイルス新規感染者数が過去最多を記録した。気温の冷え込みにつれ、コロナ感染が再び勢いを増す可能性が改めて示唆された。

ロイターの集計によると、インディアナ州、ノースダコタ州、イリノイ州、モンタナ州、オクラホマ州、ユタ州、オハイオ州で新規感染者数が過去最多となった。一方、フロリダ州の新規感染者数は約5500人と8月15日以降で最多となった。

10月に入り、1日当たりの感染者数が過去最多を更新したのは28州に上る。

また、21日時点の米国の1日当たりの新型コロナ感染症による死者は1237人と、8月19日以来の最多を記録した。

新型コロナ感染症による死者は今月に入ってから1日平均約700人となっていた。累計の死者は22万2000人超。

1日当たりの新規感染者数は3日連続で6万人を上回った。累計では830万人を超える。

多くの州でコロナ検査を拡大していることが感染者数の増加の一因とされるが、入院者や死者の増加との関連はない。

米コロンビア大学は前日、米国では13万─21万人のコロナ感染症による死亡を回避できた可能性があるとの試算を示し、連邦政府による対応は「大きな失敗」と批判した。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米小売業者、感謝祭用にお得な食事セットを宣伝

ワールド

カナダ、はしか排除国認定を30年ぶり失う=汎米保健

ワールド

米国は「経済的大惨事」に、関税違憲判断なら トラン

ワールド

ロシア、戦争終結の取り組み「行き詰まり」 ウクライ
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一撃」は、キケの一言から生まれた
  • 2
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    コロンビアに出現した「謎の球体」はUFOか? 地球外…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    中年男性と若い女性が「スタバの限定カップ」を取り…
  • 7
    インスタントラーメンが脳に悪影響? 米研究が示す「…
  • 8
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 9
    レイ・ダリオが語る「米国経済の危険な構造」:生産…
  • 10
    「爆発の瞬間、炎の中に消えた」...UPS機墜落映像が…
  • 1
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 2
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 3
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 7
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 8
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 9
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 10
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中