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中国、台湾への米武器売却巡りロッキードに制裁へ
7月14日、中国外務省は、台湾のパトリオット地対空ミサイル更新計画の主要受注者となっている米ロッキード・マーチンを制裁の対象にすると表明した。写真はロッキードのロゴ。都内で2016年10月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[北京 14日 ロイター] - 中国外務省は14日、台湾のパトリオット地対空ミサイル更新計画の主要受注者となっている米ロッキード・マーチン
米政府は先週、台湾のパトリオット地対空ミサイル更新計画を承認した。同計画の規模は6億2000万ドルとされる。[nL4N2EH0T2]
中国外務省の趙立堅報道官は会見で、「中米関係の一段の悪化を防ぎ、台湾海峡の平和と安定のため」、米国に台湾への武器売却を止めるよう求めると表明。
「国益を守るため、中国は必要な措置を取り、今回の件の主要契約者であるロッキード・マーチンに制裁を発動することを決定した」と述べた。詳細には踏み込まなかった。
ロッキードは発表文で「『対外有償軍事援助(FMS)』は政府対政府の取引であり、われわれは海外顧客へのいかなる武器売却についても米国政府と密接に協力している。外国政府への売却に関する協議は米国政府によって最善の対処がなされている」と説明した。
*内容を追加しました。