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米原油先物、週間で6.4%安 昨年11月以来の下落

2020年01月11日(土)07時43分

10日、米国時間の原油先物価格は、北海ブレント先物が1バレル=65ドルを割り込み、週間では昨年11月後半以来の下落となった。写真は2019年9月撮影(2020年 ロイター/Essam Al-Sudani)

[ヒューストン 10日 ロイター] - 米国時間の原油先物価格は、北海ブレント先物が1バレル=65ドルを割り込み、週間では昨年11月後半以来の下落となった。

米軍のドローン攻撃によるイラン司令官殺害を受けた上昇分が削られる一方で、米在庫増や供給増に関する兆しが注目された。

北海ブレント先物の清算値は0.39ドル安の1バレル=64.98ドル。米WTI先物も0.52ドル安の59.04ドル。

週間では北海ブレントが5.3%、WTIは6.4%下落した。ともにイラン司令官が殺害された1月3日時点の水準を下回った。

プライス・ピクチャーズ・グループの石油アナリスト、フィル・フリン氏は「イラン情勢が落ち着き、原油供給に安心感が出たが、追加制裁や(アラビア海北部で)ロシア艦船が米艦船に異常接近したという報道で、市場にやや警戒が戻っている」と述べた。

ロイター
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