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イタリア2政党、ユーロ懐疑派の経済相起用求める 大統領に圧力

2018年05月25日(金)12時10分

 5月24日、イタリアの大衆迎合主義(ポピュリズム)政党「五つ星運動」と極右の「同盟」は、ユーロ懐疑派エコノミストであるパオロ・サボナ氏の経済相起用を求める立場を示し、最終的な閣僚指名権限を持つマッタレッラ大統領(写真中央)に圧力を掛けた。ローマで4月撮影(2018年 ロイター/Alessandro Bianchi)

[ローマ 24日 ロイター] - イタリアの大衆迎合主義(ポピュリズム)政党「五つ星運動」と極右の「同盟」は、ユーロ懐疑派エコノミストであるパオロ・サボナ氏の経済相起用を求める立場を示し、最終的な閣僚指名権限を持つマッタレッラ大統領に圧力を掛けた。

同盟のサルビーニ書記長は24日、サボナ氏が経済相に適任であることは「間違いない」との見方を示した。

サボナ氏は元バンカーで産業相の経験を持つが、イタリアのユーロ加盟は「歴史的な間違い」と主張する。

マッタレッラ大統領は側近を通じ、サボナ氏の起用を望まない考えを示している。

五つ星によると、大統領が次期首相に指名したジュゼッペ・コンテ氏は、組閣に向けて議会の全ての会派と面会する予定で、閣僚候補者リストを大統領に提示するのは25日夕方以降になる見通しという。

サボナ氏は自身の最新の書籍で、必要となればイタリアが最小限の影響でユーロ圏を離脱できるよう「プランB」を策定すべきだと訴えている。

サルビーニ氏はフェイスブックで、サボナ氏が欧州市民の利益のために規範や制約などの見直しを欧州当局に求めることを望むと投稿した。

五つ星のディマイオ党首もサボナ氏を支持する立場を示し、「イタリアに変革をもたらすために最適な人材を求めている。サボナ氏は間違いなくその1人だ」と述べた。

ロイター
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