ニュース速報

ワールド

トランプ米大統領、プーチン氏をホワイトハウスに招待=ロ大統領補佐官

2018年04月03日(火)00時59分

ロシアのウシャコフ大統領補佐官は2日、トランプ米大統領(右)がロシアのプーチン大統領(左)と前月20日に電話会談を行った際、ワシントンのホワイトハウスで首脳会談を行うことを提案していたことを明らかにした。写真は2017年11月、ベトナムで開催されたAPEC首脳会議で撮影(2018年 ロイター/Jorge Silva)

[モスクワ 2日 ロイター] - ロシアのウシャコフ大統領補佐官は2日、トランプ米大統領がロシアのプーチン大統領と前月20日に電話会談を行った際、ワシントンのホワイトハウスで首脳会談を行うことを提案していたことを明らかにした。

ただその後、英国で起きたロシアの元スパイ暗殺未遂事件に関連し、米政権は国内のロシア外交官ら60人を国外に追放したほか、シアトルのロシア領事館を閉鎖。ロシアも同様の措置で応じており、ウシャコフ補佐官は米ロ首脳会談開催に向けた準備協議は行われていないことを明らかにした。

ウシャコフ大統領補佐官は記者会見で、「電話会談でトランプ大統領はワシントンのホワイトハウスで首脳会談を行うことを提案した」と表明。ただ「一連の現状を踏まえ、首脳会談開催の可能性を巡り協議することは困難」と語った。そのうえで、首脳会談開催に向けた「協議が始まると信じたい」とし、「いずれ、真剣かつ建設的な対話を開始できることを望む」と語った。

これについて米ホワイトハウスのサンダーズ報道官は2日、トランプ氏がプーチン氏をホワイトハウスに招待したことについては確認しなかったが、両大統領が首脳会談の開催場所としてホワイトハウスを含む複数の候補について協議したことは明らかにした。

*内容を追加します。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ネパール首都は明朝まで外出禁止、市街を兵士巡回 死

ワールド

米政権のワクチン政策、科学的根拠「ある」24%にと

ワールド

ポーランド、ロシア無人機を撃墜 意図的侵入との見方

ビジネス

メタとTikTok、EUの法順守監督手数料巡る裁判
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 2
    埼玉県川口市で取材した『おどろきの「クルド人問題」』に書かれている実態
  • 3
    エコー写真を見て「医師は困惑していた」...中絶を拒否した母親、医師の予想を超えた出産を語る
  • 4
    観光客によるヒグマへの餌付けで凶暴化...74歳女性が…
  • 5
    カップルに背後から突進...巨大動物「まさかの不意打…
  • 6
    富裕層のトランプ離れが加速──関税政策で支持率が最…
  • 7
    毎朝10回スクワットで恋も人生も変わる――和田秀樹流…
  • 8
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 9
    ドイツAfD候補者6人が急死...州選挙直前の相次ぐ死に…
  • 10
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にす…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニングをする女性、異変を感じ、背後に「見えたモノ」にSNS震撼
  • 4
    眠らないと脳にゴミがたまる...「脳を守る」3つの習…
  • 5
    埼玉県川口市で取材した『おどろきの「クルド人問題…
  • 6
    【動画あり】9月初旬に複数の小惑星が地球に接近...…
  • 7
    「あのホラー映画が現実に...」カヤック中の男性に接…
  • 8
    「生きられない」と生後数日で手放された2本脚のダ…
  • 9
    エコー写真を見て「医師は困惑していた」...中絶を拒…
  • 10
    「稼げる」はずの豪ワーホリで搾取される日本人..給…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 3
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 7
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 8
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 9
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 10
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中