日経平均は4日続伸し終値ベースの最高値、TOPIXも最高値更新
2月27日 東京株式市場で日経平均は小幅に4日続伸し、前営業日比96円88銭高の5万8850円27銭で取引を終えて終値ベースの最高値を更新した。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2026年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Hiroko Hamada
[東京 27日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に4日続伸し、前営業日比96円88銭高の5万8850円27銭で取引を終えて終値ベースの最高値を更新した。前日の米ハイテク株安を受けた指数寄与度の高い半導体関連株に押し下げられ一時600円超安となる場面があったが、後場は小幅高に転じ底堅く推移した。TOPIXは取引時間中の史上最高値を更新した。
日経平均は前営業日比147円安でスタートした後、売りが強まり、前場序盤に一時622円安の5万8130円57銭まで下落した。指数寄与度の大きいハイテク株の一角が売られ重しとなったが、次第に下げ幅を縮小し小幅高に転じた。ただ、週末を控えて様子見ムードも意識され、後場は5万8800円台を中心にもみ合いが継続した。市場では「循環的な物色が続いており、相場の地合いは底堅い」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。
マネックス証券のチーフ・マーケット・アナリスト、吉野貴晶氏は「マーケットの上昇期待が強いため、ポジションを手仕舞う動きも限定的。下がる場面では押し目買い意欲も強いようだ」と話す。一方、日米ともに決算発表が一巡したため個別材料が出にくいとして「今後はマクロ指標などに左右されやすい地合いとなりそうだ」(吉野氏)とみている。
TOPIXは1.5%高の3938.68ポイントで取引を終えた。昨年来高値を更新した。東証プライム市場指数は前営業日比1.51%高の2029.95ポイントだった。昨年来高値を更新した。プライム市場の売買代金は9兆9030億0100万円だった。東証33業種では、精密機器以外の32業種が値上がり。石油・石炭製品、鉱業、建設などの上昇が目立った。
新興株式市場では、東証グロース市場250指数が3.83%高の777.70ポイントと、大幅に3日続伸した。
きょうスタンダード市場に新規上場したギークリーの初値は公開価格を7.5%下回る1757円となった。その後、初値を下回る1670円で取引を終えた。
個別では、指数寄与度の大きいアドバンテスト、東京エレクトロン、ソフトバンクグループが下落。任天堂は2%超高。株主が保有する政策保有株式の縮減に向けた株式売り出しを実施するとのロイター報道が材料視された。引け後に正式発表した。
一方、前日に自社株の取得枠拡大を公表したソニーグループは大幅高となった。大和証券が目標株価を引き上げたDOWAホールディングスも大幅上昇した。主力のトヨタ自動車はしっかりだった。
プライム市場の騰落数は、値上がり1443銘柄(90%)に対し、値下がりが120銘柄(7%)、変わらずが33銘柄(2%)だった。
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