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少額の仮想通貨所有、FRB職員に容認すべき=ボウマン副議長

2025年08月20日(水)05時55分

米連邦準備理事会(FRB)のボウマン副議長(金融監督担当)は19日、FRB職員が少額の暗号資産(仮想通貨)商品を保有することを認めるべきとの考えを示した。7月撮影(2025年 ロイター/Ken Cedeno)

Pete Schroeder

[ワシントン 19日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のボウマン副議長(金融監督担当)は19日、FRB職員が少額の暗号資産(仮想通貨)商品を保有することを認めるべきとの考えを示した。こうした金融市場での活動を監視する上で、実際の経験がより良い判断材料になると主張した。

ボウマン氏は、ワイオミング州で開催される暗号資産会議の準備原稿で、FRB職員の投資規制の緩和が採用や定着にも役立つ可能性があると指摘。仮想通貨やその他のデジタル資産を「最小限」保有することが、これら商品に対する実用的な理解を深めるのに役立つとの見方を示した。

「所有権と移転のプロセスの流れを実際に体験し、理解することに勝るものはない」とし、どんなに知識があっても「スキーを実際に履いたことがない人に、スキーを教えてもらおうとは絶対に思わない」と述べた。

ボウマン氏は、検討している保有の金額や種類については具体的に言及しなかった。

ロイター
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