ニュース速報
ビジネス

米国株式市場=続伸、エヌビディアが高い

2024年03月20日(水)06時20分

米国株式市場は主要3指数とも続伸して取引を終えた。 2月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 19日 ロイター] - 米国株式市場は主要3指数とも続伸して取引を終えた。 米半導体大手エヌビディアが序盤の下げから切り返し、1%高となった。投資家は20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に、金利政策の手がかりを探っている。

エヌビディアは、18日に従来製品より最大30倍高速という人工知能(AI)向け旗艦チップ「ブラックウェルB200」を発表したことが材料となった。

ウェドブッシュ・セキュリティーズの株式トレーディング担当マネージングディレクター、マイケル・ジェームス氏は、この日の市場について、エヌビディアの株価が上昇に転じたした後のセンチメントの改善と、経済の方向性に関する強気な見方によるものだと指摘した。

ダウ工業株30種採用銘柄では、ホーム・デポが2%、マクドナルド・アップルが1%超上昇した。

S&P総合500種の主要セクターでは、通信サービスのみが下落した。原油価格の上昇でエネルギーが1.1%上昇した。

セテラ・インベストメント・マネジメントのジーン・ゴールドマン最高投資責任者(CIO)は、「米連邦準備理事会(FRB)は20日に大きなサプライズを与えることはないだろうという楽観論がある」と述べた。

暗号資産(仮想通貨)関連では、交換所大手の米コインベース・グローバル、マイニングのライオット・プラットフォームズが、ビットコインの下落に連れ安となった。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.25対1の比率で上回った。ナスダックでも1.42対1で値上がり銘柄が多かった。

米取引所の合算出来高は107億4000万株。直近20営業日の平均は123億7000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 39110.76 +320.33 +0.83 38819.6 39122.7 38761.

1 1 28

前営業日終値 38790.43

ナスダック総合 16171.89 +68.44 +0.43 16031.9 16175.5 15951.

3 9 86

前営業日終値 16103.45

S&P総合500種 5179.91 +30.49 +0.59 5139.09 5180.31 5131.5

9

前営業日終値 5149.42

ダウ輸送株20種 15539.93 +122.35 +0.79

ダウ公共株15種 859.64 +6.29 +0.74

フィラデルフィア半導体 4715.06 -42.54 -0.89

VIX指数 13.86 -0.47 -3.28

S&P一般消費財 1456.42 +12.44 +0.86

S&P素材 571.37 +0.16 +0.03

S&P工業 1040.77 +8.51 +0.82

S&P主要消費財 809.10 +2.84 +0.35

S&P金融 683.61 +3.30 +0.48

S&P不動産 243.79 +0.01 0.00

S&Pエネルギー 703.95 +7.52 +1.08

S&Pヘルスケア 1701.26 +11.30 +0.67

S&P通信サービス 280.97 -0.48 -0.17

S&P情報技術 3803.42 +24.11 +0.64

S&P公益事業 324.13 +2.95 +0.92

NYSE出来高 5.76億株

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 39885 + 285 大阪比

シカゴ日経先物6月限 円建て 39835 + 235 大阪比

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

タイ経済、5月は成長鈍化 観光と製造業生産減少で=

ビジネス

大企業・製造業DIは2期ぶり改善、非製造業は2期ぶ

ワールド

原油先物は小幅安、OPECプラス増産観測や米関税を

ビジネス

第一生命HDと丸紅、国内不動産対象の4000億円フ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプvsイラン
特集:トランプvsイラン
2025年7月 8日号(7/ 1発売)

「平和主義者」のはずの大統領がなぜ? 核施設への電撃攻撃で中東と世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた発見の瞬間とは
  • 2
    普通に頼んだのに...マクドナルドから渡された「とんでもないモノ」に仰天
  • 3
    ワニに襲われ女性が死亡...カヌー転覆後に水中へ引きずり込まれる
  • 4
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 5
    「パイロットとCAが...」暴露動画が示した「機内での…
  • 6
    砂浜で見かけても、絶対に触らないで! 覚えておくべ…
  • 7
    突然ワニに襲われ、水中へ...男性が突いた「ワニの急…
  • 8
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 9
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 10
    顧客の経営課題に寄り添う──「経営のプロ」の視点を…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 3
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門家が語る戦略爆撃機の「内側」と「実力」
  • 4
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 5
    定年後に「やらなくていいこと」5選──お金・人間関係…
  • 6
    夜道を「ニワトリが歩いている?」近付いて撮影して…
  • 7
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた…
  • 8
    突然ワニに襲われ、水中へ...男性が突いた「ワニの急…
  • 9
    サブリナ・カーペンター、扇情的な衣装で「男性に奉…
  • 10
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 6
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 7
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 8
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 9
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 10
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中