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ダラー・ゼネラル、第3四半期は予想上回る 来年の個人消費抑制を警告

2023年12月08日(金)10時16分

12月7日、米ディスカウント小売り大手ダラー・ゼネラルが7日発表した第3・四半期決算はアナリストの予想を上回ったが、来年に向けて特に衣料品や家庭用品などで消費が抑制されると警告した。同社のメリーランド州の店舗で2021年6月撮影(2023年 ロイター/Erin Scott)

Granth Vanaik

[7日 ロイター] - 米ディスカウント小売り大手ダラー・ゼネラルが7日発表した第3・四半期決算はアナリストの予想を上回ったが、来年に向けて特に衣料品や家庭用品などで消費が抑制されると警告した。

第3・四半期の1株利益は1.26ドルとなり、LSEGがまとめたアナリスト予想平均を上回った。既存店売上高は前年同期比1.3%減少した。アナリスト予想平均は2.08%減だった。

ダラー・ゼネラルは日用必需品の低価格を維持し、余剰在庫を一掃するために値引きやキャンペーンを実施するなどの対策を講じてきた。

商品在庫は1店舗当たり1.8%減少したが、粗利益率は147ベーシスポイント(bp)低下して29%となった。紛失や破損、盗難による在庫損失(シュリンク)が増えたことが響いた。

同社は通期業績見通しを据え置いたが、在庫損失関連の逆風は来年も続くとみている。

ロイター
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