ECB、金利据え置き 11会合ぶり 利下げの討議「尚早」
欧州中央銀行(ECB)は26日の理事会で、政策金利の据え置きを決定、25年の歴史で最長となった連続利上げを打ち切った。本部で2018年撮影。(2023年 ロイター/Kai Pfaffenbach/File Photo)
[アテネ 26日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は26日の理事会で、政策金利の据え置きを決定、25年の歴史で最長となった連続利上げを打ち切った。最新のデータではインフレ率が目標の2%に向かって緩やかに低下していることを引き続き示しているとの見解を示した。
中銀預金金利を過去最高の4.0%に据え置き、現在の政策金利を「十分に長い期間」維持すれば、インフレはしっかり抑制される可能性があると再確認した。
ECBは「これまでの利上げは、引き続き資金調達環境に力強く伝達されている。これにより需要が次第に減衰し、インフレ押し下げの一助になっている」とした。
パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)は、来年末まで継続すると改めて表明した。一部の当局者は前倒し終了を求めていた。
ラガルド総裁は理事会後の記者会見で、ユーロ圏経済は低迷しているとの認識を示すと同時に、物価上昇圧力は依然として強く、中東紛争でエネルギーコストが上昇すれば、追い打ちがかけられる可能性があると指摘。「われわれは安定しなければならない。今回は据え置きを決定した」とし、「何も行動を起こさないこと自体が、行動を起こすことになるときもある。据え置きの決定には意味がある」と述べた。
その上で、ECBがこれまでに実施した利上げで、特に銀行融資が縮小するなど、経済に明らかに大きな影響が及んでいると言及。「年内は景気は弱い状態が続く公算が大きい」と述べた。同時に「インフレがさらに低下し、家計の実質所得が回復し、ユーロ圏の輸出需要が回復するにつれ、経済は将来的に力強さを増す」との見方も示した。
総裁によると、今回の決定は全会一致。利下げの可能性を含め、将来的な金利の行方について議論するのは時期尚早とも述べた。
また、1兆7000億ユーロのPEPPについて、債券保有高の早期削減は議論されなかったと述べた。
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