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NY外為市場=ドル上昇、対ユーロで16カ月ぶり高値 米CPI引き続き材料

2021年11月12日(金)07時05分

ニューヨーク外為市場ではドルが上昇し、対ユーロでは約16カ月ぶりの高値を更新した。2016年8月撮影(2021年 ロイター/Regis Duvignau)

[ニューヨーク 11日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが上昇し、対ユーロでは約16カ月ぶりの高値を更新した。前日発表された米消費者物価指数(CPI)が約31年ぶりの大幅な伸びを記録したことが引き続き材料視された。

10月の米CPIは前年同月比6.2%上昇し、米連邦準備理事会(FRB)が予想より早く利上げを行うとの観測が高まった。

終盤の取引で、主要通貨に対するドル指数は0.36%高の95.163。一時、2020年7月22日以来の高値となる95.197を付ける場面もあった。

ユーロ/ドルは0.28%安の1.1446ドル。一時、20年7月以来の安値となる1.1430ドルに沈んだ。

UBSの為替ストラテジスト、バシリ・セレブリアコフ氏は「CPIの余波が続いているようだ」とし、インフレ高進を示す指標は「インフレの高まりが一過性という主張を弱め、FRBはより早い時期の引き締めを迫られる可能性がある」と述べた。

FXストリート・ドット・コムのシニアアナリスト、ジョセフ・トレビサニ氏は、米債券市場がベテランズデーのため休場だったことで、取引が減り、値動きが誇張された公算が大きいと指摘した。

ポンド/ドルは0.31%安の1.3363ドル。一時、20年12月以来の安値となる1.3359ドルを付けた。

英国立統計局(ONS)が発表した9月の国内総生産(GDP)は前月比0.6%増加。しかし、7・8月のGDPは下方修正された。

ドル/円は0.15%上昇。終日113.81─114.15円のレンジを推移した。

ドルは対スイスフランでも0.4%上昇した。

豪ドルとニュージーランドドルも対米ドルで下落。豪ドルは0.46%安、NZドルは一時10月14日以来の安値に沈んだ後、0.54%安で推移した。

トルコリラは1ドル=9.975リラまで下落し、過去最安値を更新した。

暗号資産(仮想通貨)のビットコイン は0.2%高の6万5053.95ドル。

ドル/円 NY終値 114.05/114.09

始値 113.95

高値 114.10

安値 113.82

ユーロ/ドル NY終値 1.1450/1.1452

始値 1.1469

高値 1.1477

安値 1.1444

ロイター
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