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トヨタがタイ工場を停止、国内生産も一部 東南アのコロナ拡大で
7月22日 トヨタ自動車は22日、東南アジアで新型コロナウイルスの感染が拡大していることに伴い部品調達に支障が出ているとして、国内工場の一部生産を5日間停止すると発表した。タイでは3工場すべてを28日まで停止する。写真は2017年3月、バンコクの国際自動車ショーで撮影(2021年 ロイター/Athit Perawongmetha)
[東京 22日 ロイター] - トヨタ自動車は22日、東南アジアで新型コロナウイルスの感染が拡大していることに伴い部品調達に支障が出ているとして、国内工場の一部生産を5日間停止すると発表した。タイでは3工場すべてを28日まで停止する。
国内で稼働を止めるのは、子会社であるトヨタ車体の富士松工場(愛知県刈谷市)第2ライン。土日を除く7月29日から8月4日まで停止する。ミニバンの「アルファード」や「ヴェルファイア」など5車種を生産している。
タイでは現地のコロナ感染拡大を受けてバンポ―工場を20日から、サムロンとゲートウェイの両工場を21日朝から停止した。24日から28日まではもともと連休の予定となっており、29日以降の操業は「追って判断する」(トヨタ広報担当者)。
タイでは小型トラック「ハイラックス」やセダン「カローラ」などを生産。約半分はタイ市場向けだが、残りは輸出している。