ニュース速報

ビジネス

独シーメンス、今年2度目の通期見通し引き上げ 1─3月期も好決算

2021年05月07日(金)16時21分

 5月7日 独エンジニアリング・グループのシーメンスは通期の利益および売上高の見通しを引き上げた。業績予想を上方修正するのは今年2回目となる。写真は2019年1月、スイスのチューリッヒで撮影(2021年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[チューリヒ 7日 ロイター] - 独エンジニアリング・グループのシーメンスは7日、通期の利益および売上高の見通しを引き上げた。業績予想を上方修正するのは今年2回目となる。

同日発表した第2四半期(1─3月期)決算は、自動車や機械の製造セクターのほか、工業用ソフトウエアが好調で、売上高や受注高、利益のいずれも市場予想を上回った。

トーマス最高財務責任者(CFO)は「このような状況を踏まえ、下半期に向けてさらに自信を深めている。工業部門と純利益の見通しを大幅に引き上げる」と述べた。

通期の既存事業の売上高は9─11%増と予想した。従来予想は1桁台半ばから後半の成長を見込んでいた。

通期純利益は57億─62億ユーロ(74億8000万ドル)の範囲になる見通し。従来予想は50億─55億ユーロだった。

第2四半期の工業部門の営業利益は20億9000万ユーロとなり、アナリスト予想の20億1500万ユーロをわずかに上回った。

グループ全体の売上高は8%増の146億7000万ユーロとなり、予想の141億3000万ユーロを上回った。グループ全体の受注高も、予想(150億7000万ユーロ)を上回る153億8800万ユーロとなった。

純利益は23億9000万ユーロ。機械・電気駆動システム事業の「フレンダー」の売却益9億ユーロを計上したことで大幅に増加した。

一方、ブッシュ最高経営責任者(CEO)は、サプライチェーンに「緊張」が生じていると指摘。特に鉄鋼やプラスチック、貨物輸送手段の確保に問題が生じているという。

同CEOは決算会見で「個々のケースでは、今後数カ月間、生産面での制約や納入リードタイムの長期化に直面する可能性がある」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ミシガン州知事、USMCAの重要性強調 近隣との争

ビジネス

FRB独立性低下なら米格付けにマイナス、ドル基軸重

ビジネス

外国勢の米国債保有、11月は過去最高 中国は年初来

ワールド

外国勢の米国債保有、11月は過去最高 中国は年初来
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑について野次られ「中指を立てる」!
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    イランの体制転換は秒読み? イラン国民が「打倒ハ…
  • 5
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 6
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 7
    年始早々軍事介入を行ったトランプ...強硬な外交で支…
  • 8
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 9
    母親「やり直しが必要かも」...「予想外の姿」で生ま…
  • 10
    日中関係悪化は日本の経済、企業にどれほどの影響を…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 4
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 7
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 8
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 9
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試…
  • 10
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 7
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 8
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中