ニュース速報

ビジネス

HSBC、英コールセンター従業員の7割を恒久的な在宅勤務に

2021年04月08日(木)08時26分

 4月7日、金融大手HSBCは、英国内のコールセンター従業員1200人以上について恒久的な在宅勤務契約に切り替えつつある。2016年3月、ロンドンのカナリーワーフで撮影(2021年 ロイター/Reinhard Krause)

[ロンドン 7日 ロイター] - 金融大手HSBCは、英国内のコールセンター従業員1200人以上について恒久的な在宅勤務契約に切り替えつつある。新型コロナウイルスのパンデミック以降、金融業界が経費節減のために進めてきた働き方改革がこれまでで最も端的に示されたケースの1つと言えそうだ。

英国最大級の労組ユナイトがロイターに明らかにしたところでは、イングランドとウェールズ、スコットランドで働くHSBCのコールセンター従業員1800人の約70%が、自主的な形でずっと在宅で勤務する道を選んだ。

金融業界で主流となっているのは出社と在宅を組み合わせたハイブリッド勤務で、HSBCのような一部従業員の在宅勤務恒久化はまだ珍しい。

HSBC英国部門の広報担当者は「われわれは、英国のリテール顧客に応対するセンターの従業員と、顧客のニーズを確実にかなえながら働き場所に関してどれだけ柔軟性を提供できるか話し合っている。この協議は現在も継続中だ」とコメントした。

ユナイトは、恒久的な在宅勤務をする場合に自宅の暖房費や電気料金が上がることをカバーするため、HSBCが年間で300ポンド(414.75ドル)の上乗せ金を従業員に提供すると申し出ていると述べた。

HSBCのこうした取り組みを巡り、ユナイトは従業員の自主性が尊重されているとしておおむね支持する構えだが、他の銀行に対しては在宅勤務を決して強要せず、在宅勤務者には孤立感を持たせないよう適切に支援してほしいと要望した。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米国株式市場=急反落、ダウ768ドル安 FRBは金

ビジネス

NY外為市場=ドル上昇、FOMC据え置き受け下落分

ビジネス

パウエル氏、後任承認までFRB議長代行へ 捜査が解

ビジネス

イスラエル、イラン情報相を排除 国防相「高官標的に
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 2
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 3
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 4
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 5
    モジタバの最高指導者就任は国民への「最大の侮辱」.…
  • 6
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 7
    ガソリン価格はどこまで上がるのか? 専門家が語る…
  • 8
    観客が撮影...ティモシー・シャラメが「アカデミー賞…
  • 9
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 10
    「ネタニヤフの指が6本」はなぜ死亡説につながったの…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 3
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 6
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 9
    住宅建設予定地に眠っていた「大量の埋蔵金」...現在…
  • 10
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中