ニュース速報

ビジネス

米ボーイング、バイオ燃料100%の商用機を30年まで納入開始へ

2021年01月25日(月)15時54分

米航空機大手ボーイングは22日、バイオ燃料だけで飛行する商用機の納入を2020年代末までに開始する方針を示した。写真は同社のロゴ、2019年8月、NY証取で撮影(2021年 ロイター/Brendan McDermid)

[シアトル 22日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングは22日、バイオ燃料だけで飛行する商用機の納入を2020年代末までに開始する方針を示した。化石燃料による環境負荷の削減は「一世一代の挑戦」とした。

同社によると、今回の目標は2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量を半減させる業界全体の目標の中心となっている。達成にはジェットシステムの改良や混合燃料要件の引き上げ、世界の規制当局による安全性の認定が必要になるとした。

ボーイングの持続可能戦略ディレクター、ショーン・ニューサム氏はロイターに、「とてつもない挑戦で、一世一代の挑戦だ」と指摘。「航空業界はカーボンフットプリント削減で役割を果たす決意だ」と述べた。

業界団体の航空輸送アクショングループ(ATAG)によると、商用機運航によるCO2排出量は現在、世界の排出量の約2%、輸送による排出量の約12%を占める。

2030年に就航する航空機は50年まで運航を続けるとみられるため、ボーイングはそれまでの納入開始が必須となる。同社はまた、新型コロナウイルス流行や、主力小型機「737MAX」の2度の墜落事故後の20カ月に及んだ運航停止の悪影響も克服する必要がある。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米国と意思疎通ある、正式対話には至らず=キューバ高

ワールド

クリントン夫妻、米下院のエプスタイン調査で証言へ 

ワールド

加州、2億ドルのEV購入支援策でメーカーに同額の拠

ビジネス

ヘッジファンド、資産配分を北米から分散化 貿易紛争
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗り物から「勝手に退出」する客の映像にSNS批判殺到
  • 2
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れるアメリカ」に向き合う「日本の戦略」とは?
  • 3
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 4
    中国政府に転んだ「反逆のアーティスト」艾未未の正体
  • 5
    関節が弱ると人生も鈍る...健康長寿は「自重筋トレ」…
  • 6
    エプスタイン文書追加公開...ラトニック商務長官、ケ…
  • 7
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 8
    トランプ不信から中国に接近した欧州外交の誤算
  • 9
    世界初、太陽光だけで走る完全自己充電バイク...イタ…
  • 10
    共和党の牙城が崩れた? テキサス州で民主党が数十…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 3
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 4
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 5
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 6
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 7
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 8
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 9
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 10
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中