ニュース速報

ビジネス

ドル上昇、ビットコイン3年ぶり高値=NY外為

2020年11月21日(土)07時11分

ニューヨーク外為市場では、ドルがユーロや円などの主要通貨に対して上昇した。写真は2009年11月撮影(2020年 ロイター/Rick Wilking)

[ニューヨーク 20日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルがユーロや円などの主要通貨に対して上昇した。市場では新型コロナウイルス感染拡大への警戒感と、ワクチン開発への期待がせめぎ合っている。

米製薬大手ファイザーはこの日、開発中の新型コロナウイルスワクチンの緊急使用許可を米食品医薬品局(FDA)に申請した。コロナワクチンの緊急使用許可申請は米国内で初めて。同社は18日、臨床試験(治験)で95%の予防効果が確認され、重篤な副作用も見られなかったとする最終結果を発表していた。

キャピタル・エコノミクスの市場エコノミスト、ジョナサン・ピーターソン氏は「現在はコロナ禍からの回復の初期段階にある」とし、こうした状況はドルの重しとなると同時に、ユーロの支援要因になるとの見方を示した。

ムニューシン米財務長官は前日、新型ウイルス危機を受けて導入した連邦準備理事会(FRB)の緊急融資プログラムの一部について、期限を延長せず12月31日に終了すると表明。オーバーナイトの取引でドルが一時上昇するなどの動きが出た。

ムニューシン長官はこの日、コロナ禍で中小企業が必要としているのは融資ではなく返済義務のない補助金だと述べ、理解を求めた。

マネックス・ヨーロッパはリサーチノートで「大部分の緊急融資プログラムは、財務省がバックストップに提供する額以上の利用がない。このことは市場が十分に機能していることを示しており、終了は正当化される」との見方を示した。

終盤の取引で主要6通貨に対するドル指数は92.369と、ほぼ横ばい。

ユーロは対ドルで0.1%安の1.1859ドル。週足ではやや上昇した。ドルは対円で0.1%高の103.81円。

豪ドルは対米ドルで0.4%高の0.7308米ドル。リスク選好度の上昇を受け、ニュージーランドドルは0.6951米ドルと、2年ぶり高値を更新した。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1万8824ドルと3年ぶり高値を更新し、過去最高値に迫った。

ドル/円 NY終値 103.85/103.86

始値 103.79

高値 103.86

安値 103.71

ユーロ/ドル NY終値 1.1853/1.1857

始値 1.1872

高値 1.1878

安値 1.1851

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

独経済、低迷続く見通し 26年成長予測1.0%=D

ワールド

スペイン、X・メタ・TikTok捜査へ 児童性的虐

ビジネス

チリ産銅大手アントファガスタ、25年は52%増益 

ワールド

イスラエルの西岸における土地登記を非難、トルコなど
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 2
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したスーツドレスの「開放的すぎる」着こなしとは?
  • 3
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワートレーニング」が失速する理由
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 6
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 7
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 8
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 9
    アメリカが警告を発する「チクングニアウイルス」と…
  • 10
    フロリダのディズニーを敬遠する動きが拡大、なぜ? …
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 6
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 7
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 8
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 9
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 10
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中