ニュース速報

ビジネス

米ミシガン大消費者信頼感、11月速報値は低下 米大統領選など影響

2020年11月14日(土)03時01分

米ミシガン大学が13日公表した11月の消費者信頼感指数(速報値)は77.0と、10月確報値の81.8から低下した。フィラデルフィアの通りのようす。8日撮影(2020年 ロイター/Mark Makela)

[ワシントン 13日 ロイター] - 米ミシガン大学が13日公表した11月の消費者信頼感指数(速報値)は77.0と、10月確報値の81.8から低下した。米大統領選の結果や新型コロナウイルスの感染再拡大が影響した。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は82.0だった。

期待指数は71.3と前月の79.2から低下。現況指数も85.8と85.9から低下した。

期待インフレ率は1年先が2.8%、5年先が2.6%。前月はそれぞれ2.6%、2.4%だった。

ミシガン大は声明で「選挙後に実施された調査では、共和党員の期待指数が大幅にマイナスに転じた一方、民主党員の期待指数は上昇しなかった」と指摘。「民主党員の新型コロナ感染再拡大への懸念が経済に対する期待の高まりを打ち消した可能性が高い。新型コロナの影響で生活が大きく変化したと答えた割合は共和党員で34%だった一方、民主党員は59%だった」とした。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

5月ロイター企業調査:今期為替140円台が7割強、

ビジネス

5月ロイター企業調査:トランプ関税、5割超が「悪影

ワールド

W杯に向け米ビザ発給迅速化へ、人員再配置やAI活用

ビジネス

G7財務相、共同声明発出に努力 「G6プラス1」の
MAGAZINE
特集:関税の歴史学
特集:関税の歴史学
2025年5月27日号(5/20発売)

アメリカ史が語る「関税と恐慌」の連鎖反応。歴史の教訓にトランプと世界が学ぶとき

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界の生産量の70%以上を占める国はどこ?
  • 2
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドローン母船」の残念な欠点
  • 3
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 4
    人間に近い汎用人工知能(AGI)で中国は米国を既に抜…
  • 5
    「空腹」こそが「未来の医療」になる時代へ...「ファ…
  • 6
    コストコが「あの商品」に販売制限...消費者が殺到し…
  • 7
    【クイズ】世界で1番「太陽光発電」を導入している国…
  • 8
    子育て世帯の年収平均値は、地域によってここまで違う
  • 9
    トランプは日本を簡単な交渉相手だと思っているが...…
  • 10
    【クイズ】世界で2番目に「自動車の生産台数」が多い…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 3
    ワニの囲いに侵入した男性...「猛攻」を受け「絶叫」する映像が拡散
  • 4
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 5
    コストコが「あの商品」に販売制限...消費者が殺到し…
  • 6
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 7
    【クイズ】世界で1番「太陽光発電」を導入している国…
  • 8
    中ロが触手を伸ばす米領アリューシャン列島で「次の…
  • 9
    「空腹」こそが「未来の医療」になる時代へ...「ファ…
  • 10
    「運動音痴の夫」を笑う面白動画のはずが...映像内に…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山…
  • 5
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 6
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 7
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 8
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 9
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 10
    ワニの囲いに侵入した男性...「猛攻」を受け「絶叫」…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中