ニュース速報

ビジネス

中国自動車市場、今後3─4年は低成長 独VWが予想

2019年11月22日(金)11時06分

 11月21日、ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は、今年不振だった中国市場について、来年は落ち着いた環境になり、販売は小幅増加すると予想。その後の3─4年間はこうした低成長が続くとの見通しを示した。写真は11月20日、ロサンゼルスの自動車ショーで撮影(2019年 ロイターLucy Nicholson)

[広州/上海 21日 ロイター] - ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は21日、今年不振だった中国市場について、来年は落ち着いた環境になり、販売は小幅増加すると予想。ただし、その後の3─4年間はこうした低成長が続くとの見通しを示した。

中国の今年の自動車販売台数は、前年比8%減少の2810万台との見通しが出ている。米中貿易摩擦や景気減速、新たな排出ガス規制を巡る混乱などが打撃となっているためだ。昨年は2.8%減と、1990年代以来の前年割れとなっていた。

VW中国のシュテファン・べレンシュタイン最高経営責任者(CEO)は広州モーターショーでロイターに対し「中国市場が17年の水準に戻るのに23─24年ごろまでかかる」との見方を示した。

一方、VWの同国での今年10月の自動車販売台数は前年同月比6.7%増加。年初来では前年同期比1.8%減少したが、同期間の中国の乗用車業界全体の下落率12%と比べると落ち込みは小幅にとどまっている。18年第4・四半期以降、SUV(スポーツ用多目的車)8種を中国で現地生産している。

23年までに中国で新エネルギー車を年間約50万台販売する計画で、この多くは新型電気自動車(EV)「ID」系の車種が占める見通しという。ベレンシュタイン氏は「ID系車種は中国での新たな大衆市場向けEVになると考えている」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

新関税が1対1の置き換えなら影響軽微=米セントルイ

ビジネス

NY外為市場=ドル下落、最高裁がトランプ関税に違法

ビジネス

FRB政策「適切な位置」、インフレ鈍化を予想=ダラ

ビジネス

米国株式市場=反発、大型株けん引 トランプ関税違法
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 3
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由...「落葉帰根」派も「落地生根」派も
  • 4
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 5
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 6
    中国政府に転んだ「反逆のアーティスト」艾未未の正体
  • 7
    ディープフェイクを超えた「AI汚染」の脅威──中国発…
  • 8
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 9
    「窓の外を見てください」パイロットも思わず呼びか…
  • 10
    生き返ったワグネルの「影」、NATO内部に浸透か
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 3
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 4
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 5
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 6
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 7
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 8
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 9
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 10
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中