ニュース速報

ビジネス

ドル下落、英EU離脱案合意でユーロ・ポンド高=NY市場

2019年10月18日(金)06時27分

17日のニューヨーク外為市場では、ドルがユーロと英ポンドに対し下落した。2016年11月撮影(2019年 ロイター/DADO RUVIC)

[ニューヨーク 17日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルがユーロと英ポンドに対し下落。英国と欧州連合(EU)が離脱協定案を修正することで合意し、EU加盟国の首脳が承認したことを受けた。

英国とEUは離脱が決まった英国民投票から3年余りを経て、今月末の離脱期日を前にぎりぎりの合意にたどり着いたが、ジョンソン英首相には議会承認というハードルがなお残っている。

新合意案が19日の英議会で可決されるかは不透明感が残るものの、合意発表を受け、ユーロは対ドルで0.46%、対ポンドで0.12%上昇した。

ジェフリーズの外為グローバル責任者、ブラッド・ベクテル氏は「合意は強硬離脱が遠ざかったということを意味し、週末の議会採決に注目が集まっている」と指摘した。

ドイツ経済省はこの日、2020年の国内総生産(GDP)成長率見通しを4月時の1.5%から1.0%に引き下げると発表。ただ、ドイツ経済が危機に直面しているわけではないとした。

ポンドは合意のニュースを受け、一時5カ月ぶり高値を更新。ただ、議会承認が得られない可能性が懸念され上げ幅を削った。終盤のポンドは0.34%高の1.2874ドル。

主要通貨に対するドル指数<.DXY>は今週、約0.7%下落している。

この日発表の指標では、9月の住宅着工件数(季節調整済み)が年率換算で前月比9.4%減少し、前月の12年ぶり高水準から落ち込んだ。また、9月の鉱工業生産指数は製造業部門が0.5%低下した。

ノルウェークローネは対ユーロで10.1800クローネの過去最安値を更新。一部のアナリストは、世界の貿易を巡る警戒感からクローネが最近弱含んでいると指摘する。

豪ドルは対ドルで1.02%高。9月の豪雇用統計は堅調で、11月の利下げの可能性が低下した。

ドル/円 NY終値 108.65/108.68

始値 108.79

高値 108.80

安値 108.48

ユーロ/ドル NY終値 1.1122/1.1126

始値 1.1111

高値 1.1132

安値 1.1103

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

トランプ米大統領、クレジットカード金利に10%の上

ビジネス

関税返還となった場合でも米財務省には十分な資金=ベ

ビジネス

NY外為市場=ドル上昇、米雇用統計予想下回る 円は

ワールド

米、ベネズエラと連携し石油タンカー拿捕=トランプ氏
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 5
    「不法移民からアメリカを守る」ICEが市民を射殺、証…
  • 6
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 7
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 8
    美男美女と話題も「大失敗」との声も...実写版『塔の…
  • 9
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 10
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 5
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 6
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 7
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 8
    アメリカ、中国に台湾圧力停止を求める
  • 9
    「グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじ…
  • 10
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 7
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中