ニュース速報

ビジネス

原油先物は小幅高、英離脱合意期待やOPEC事務局長発言で

2019年10月16日(水)11時09分

 10月16日、原油先物はアジア時間に小幅に上昇。株高を受けて買いが先行したほか、英国の欧州連合(EU)離脱を巡る合意への期待感や、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟主要産油国による一段の減産の可能性を示唆する発言が材料視されている。写真は2014年7月にカナダのカルガリーで撮影(2019年 ロイター/Todd Korol)

[シンガポール 16日 ロイター] - 原油先物は16日のアジア時間に小幅に上昇。株高を受けて買いが先行したほか、英国の欧州連合(EU)離脱を巡る合意への期待感や、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟主要産油国による一段の減産の可能性を示唆する発言が材料視されている。

ただ、世界経済の減速を巡る根強い懸念が上値を抑えている。

0103GMT(日本時間午前10時03分)時点で、北海ブレント先物は0.11ドル(0.2%)高の1バレル=58.85ドル。米WTIは0.10ドル(0.2%)高の52.91ドル。

OANDAの上級市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は「米中貿易戦争とブレグジット(英EU離脱)という世界的な石油需要への2大テールリスクが和らいだことから、原油に関して強気なポジションが多少構築されている」と指摘。

「近い将来に広範な貿易合意がまとまる可能性は低いとみられるが、米中貿易戦争を巡るリスクは後退している」とした。

英国とEUは15日、今週開かれるEU首脳会議での承認を目指し、新たな離脱協定案を巡り深夜過ぎまで協議を行った。ただ、今月31日の離脱期日の再延長を回避できるかどうかは、まだ分からない状況だ。

一方、OPECのバルキンド事務局長は15日、OPECと非加盟主要産油国で構成する「OPECプラス」が来年以降も市場の安定を維持できるよう、「できる限りのことを行うはずだ」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ベセント米財務長官、インドに対する追加関税撤廃の可

ワールド

米、嵐で16万戸超が停電・数千便が欠航 異常な低温

ワールド

市場の投機的、異常な動きには打つべき手を打っていく

ワールド

米ミネアポリスで連邦捜査官が市民射殺 移民取り締ま
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰に地政学リスク、その圧倒的な強みとは?
  • 3
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 4
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 5
    「楽園のようだった」移住生活が一転...購入価格より…
  • 6
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 7
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 8
    私たちの体は「食べたもの」でできている...誰もが必…
  • 9
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 10
    「外国人価格」で日本社会が失うもの──インバウンド…
  • 1
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 2
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 3
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味を帯びる「超高齢化」による「中国社会崩壊」
  • 4
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 5
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 6
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 7
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 8
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 9
    韓国が「モンスター」ミサイルを実戦配備 北朝鮮の…
  • 10
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 5
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 6
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 7
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 10
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中